めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

ドランクモンキー 酔拳

ドランクモンキー 酔拳

原題 醉拳

製作 1978年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

袁和平(ユエン・ウーピン)監督、ジャッキー・チェン主演のカンフー作品です。
日本で最初に公開されたジャッキー・チェン主演の映画です。

 

当時まだ私は生まれていませんが、凄いブームだったらしいですね。
この作品のオマージュやパロディにした漫画やゲームなどが多くあります。

 

羅維(ロー・ウェイ)の映画会社に所属していたジャッキーですが、なかなかヒットせず、鳴かず飛ばすの時期だった頃に吳思遠(ウー・シーユエン)プロデュースの「スネーキーモンキー 蛇拳」に出演することが決まり、これが大ヒット!
同じく思遠影業公司から今作の「ドランクモンキー 酔拳」はさらに大ヒットし、ジャッキーは一躍香港の大スターとなります。

 

ウォン・ケイイン(林蛟)の息子であるウォン・フェイフォン(成龍)はそこそこ腕は立つがやんちゃな性格で、師範のゴイチョイ(石天)をからかったり、女の子(唐晶)にちょっかいを出したりやりたい放題。

 

ある日、フェイフォンは町でリーの息子(陳天龍)とケンカになり、フェイフォンが息子を叩きのめしたことに腹を立てたリー(馮敬文)が武館に乗り込んで来ます。
フェイフォンのやんちゃぶりに手を焼いたケイインは武術の達人であるソウ・ハッイー(袁小田)の所で1年間修行をさせることにします。
仲間からソウの恐ろしさを聞いたフェイフォンは逃げ出しますが、結局ソウに捕まり、強制的に修行するはめになります。

 

再びソウから逃げ出すフェイフォンですが、たまたま居合わせた殺し屋のイン・ティッサム(黃正利)を怒らせ、叩きのめされます。
フェイフォンは悔しさから真面目に修行に取り組むことにします。

 

最初は体力作りの基礎修行ばかりでしたが、月日が経ち、ソウはついに奥義の酔八仙をフェイフォンに伝授します。

 

フェイフォンは腕試しに棍術の達人チョイ・ギッティン(徐蝦)を挑発し、酔八仙を習得したフェイフォンはチョイを倒しますが、約束の1年が経つとソウは姿を消します。

 

リーが山の資源を目当てに土地を狙っていることを知ったケイインは土地を購入させないよう村の人たちに呼びかけます。
これを煩わしく思ったリーはティッサムにケイインの暗殺を依頼します。

 

リーの嘘の知らせを受けて誘い出されたケイインは待ち伏せしていたティッサムに襲われます。
そこへフェイフォンが現れ、酔八仙を駆使してティッサムと闘います。
互角の闘いですが、「何仙姑」の修行を真面目にやらなかったため、勝つことができません。
ソウの助言を受け、フェイフォンは自分なりの何仙姑を作り出し、見事ティッサムを倒します。

 

私が香港映画にハマるきっかけになった作品です。
邦画や洋画にはない香港映画の魅力にすっかり虜になってしまいました(*^-^*)
コミカルだけどカンフーは物凄くて、個性的なキャラクターも楽しくて大好きな作品です☆

 

フェイフォンが食堂で大食いをするシーンがありますが、ドラゴンボールの作者鳥山明氏は酔拳が好きだと仰っていたので、悟空が大食いする描写ってここからインスパイアされているのかな?

 

修行のシーンも楽しくて大好きです♪やってるフェイフォンは辛そうですけどね(^^;)
ケイインに罰としてやらされる「馬步站樁」は地味だけど、真似してやってみるとかなり辛いです。
馬步はカンフーの歩型の基礎なので、武術をされる方は避けては通れない道なのでしょうね。

 

ソウの所で修行するシーンで、フェイフォンが逆さにぶら下がって小さい茶杯で水を汲む修行があるんですけど、これは実際の少林寺でも行われていましたね。
現在の少林寺では行われているかどうか分かりませんが。

 

そういえば監督のウーピンさん、ドラ息子にどつかれる店主役で一瞬だけ出演されていました(*‘∀‘)

 

劇中に登場する酔八仙(醉八仙拳)とは酒に酔う8人の仙人を模した拳法です。
以下のような特徴があります。※資料によって若干違ってたりしますが、おおよそ下記の通りです。

呂洞賓 怪力
●鐵拐李 多彩な足技
●漢鍾離 怪力
●藍采和 パワー型キック
張果老 スピード型キック
●曹國舅 強力な突き
●韓湘子 腕の強力な一撃
何仙姑 色仕掛け

 

今作に登場するウォン・ケイインとソウ・ハッイーは清朝末期に実在した「廣東十虎」と呼ばれる武術家たちで、多数映像化されています。
廣東十虎のメンバーは以下の通りです。

●王隱林 ●黃澄可 ●蘇黑虎 ●黃麒英 ●周泰 ●黎仁超 ●譚濟筠 ●鐵指陳 ●蘇乞兒 ●鐵橋三

ちなみにソウ・ハッイーの「乞兒(ハッイー)」というのは名前ではなく、「物乞い」という意味です。

 

日本オリジナル主題歌の「拳法混乱(カンフージョン)」は大好きな曲なのですが、私が持っているDVDやBDには収録されていません。(版権の問題だと思う)
酔拳&蛇拳の豪華ブルーレイBOX版だと「拳法混乱(カンフージョン)」が収録されているそうなのですが、私は持っていないので詳細は分かりません。
ちなみに私が持っているソフトはソウの吹き替えが青野武バージョンでした。小松方正バージョンは観たことがないのですが、どうなんでしょうかね??
あとサモハンの吹き替えでおなじみの水島裕さんは石天さんの吹き替えをされていました。