めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

続・少林寺三十六房

続・少林寺三十六房

原題 少林搭棚大師

製作 1980年

めぐちゃんの満足度 ★★★★☆

 

劉家良(ラウ・カーリョン)監督、劉家輝(ラウ・カーファイ)主演のカンフーアクション映画です。
「続・少林寺三十六房」となっていますが、「少林寺三十六房」の続編ではありません。

 

染色工房の主任マー(江島)は工員のシシェン(華倫)とチウ(小侯)を呼び出し、商品の品質が悪いと難癖をつけて賃金の引き下げを強行します。
工房の社長のワン(王龍威)は満州人を雇ったため、工房の売り上げの大半が満州人に支払われることになります。
工員たちはストライキを起こしますが、暴力によって脅され強制的に安い賃金で働かされることになります。

 

シシェンの弟であるチェンチェ(劉家輝)が現れると、チウはチェンチェに助けを求めます。
工員のホン(惠英紅)が色目を使い、満州人の工員チュアン(權永文)を誘い出します。
チュアンの仲間たちも誘い出されていて、チウの罠だと知ります。

 

少林寺の和尚になりすましたチェンチェはハッタリの技を披露するとチュアンたちは萎縮し、チェンチェは賃金を元通り払うことを要求します。
工房に現れたチェンチェは再びインチキ武術を見せつけると、マーはチェンチェの要求を受け入れます。

 

マーはワンに状況を伝えると、ワンはチェンチェと手合わせがしたいと申し出ます。
ワンにインチキ武術は通用せず、チェンチェや工員たちはコテンパンにやられてしまいます。
チウたちはチェンチェに少林寺で修行をしてカンフーを身につけて欲しいと頼みます。

 

少林寺へ忍び込むチェンチェですが、すぐに見つかって追い出されてしまいます。
諦めずに再び少林寺に辿り着くと、三十六房の住持であるサンダ和尚(李擎柱)が現れ、チェンチェは弟子入りを志願します。

 

チェンチェは寺へ忍び込むためにシュロ(たわし)で作ったカツラをかぶっていましたが、黒く染めていた染料が落ち、サンダに髪を洗うように言われます。
その際、桶を使わず井戸に岩を落としてはね返った水を使えという条件をつけます。
最初は苦労しましたが、何度も練習し、チェンチェは桶を使わずに髪を洗うことが出来るようになります。

 

サンダはチェンチェの髪が偽物であることや寺へ忍び込んだことを知っていましたが、寺に置いてくれます。
寺の修繕に必要な足場を1人で組むように命じられたチェンチェは言われた通りに足場を組み始めます。
足場が完成するまで武術は教われず、下で修行をしている少林僧たちを見ながら自分なりに武術の練習をして1年以上かけて足場が完成します。

 

しかしすぐに足場を解体して寺をされと言うサンダ。
これに猛反発するチェンチェですが、強制的に寺を追い出されてしまいます。

 

少林寺で修行して3年が経っており、町へ戻ると工房をクビになったチウたちと再会します。
カンフーは習えなかったとチウたちに伝えますが、自分の動きに驚くチェンチェ。
井戸の水で髪を洗ったり、足場を組んだり、知らない間にカンフーの腕が上達していたのです。

 

さっそく工房へ行き、チュアンたちと闘います。
竹を使った搭棚カンフーを身につけたチェンチェはチュアンたちを倒して行きますが、ワンが現れ、工房の外で闘うことになります。

 

ワン率いる部下たちは椅子を使ったカンフーでチェンチェを襲いますが、チェンチェは土埃で部下たちの目をくらまし、搭棚カンフーを駆使して次々と倒して行きます。
ワンとの一騎打ちとなり、チェンチェは椅子技を封じてワンを圧倒すると、負けを認めたワンは元通り工員たちに賃金を払うことを約束するのでした。

 

全体的にコメディテイストで、初代と別の作品だと思って観ればこれはこれで面白いです☆
カーリョンさんの作品は残酷描写が少ないので、安心して観れます(笑)

 

工員たちに給料を払わなくても、結局満州人に給料を払うことになるんだから同じような気がするんですけどね(^^;)
逆に脅されて余計にお金取られそうな気もする(;'∀')

 

悪役が多い王龍威(ワン・ロンウェイ)は空手の有段者なんですよね。
輝哥は洪拳の達人ですが、空手と洪拳って結構似てる所があるそうです。

 

考えてみたら上半身裸で闘うのってプロテクターも着けられないし、怪我のリスク高いですよね。
でも観てる側からすると輝哥の上半身が見れて嬉しい(変態)

 

腕を拘束されてもブレない体幹で見事な蹴りを披露してくれたのは韓国出身の權永文(クォン・ヨンムン)。
張一道(チャン・イータオ)も韓国出身の方で、お二人についてもっと詳しく知りたいのですが、わたくしハングルが全く読めないので、詳しくは分からず…。