めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

燃えよデブゴン7 鉄の復讐拳

燃えよデブゴン7 鉄の復讐拳

原題 林世榮

製作 1979年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

袁和平(ユエン・ウーピン)監督、洪金寶(サモ・ハン・キンポー)主演、黃飛鴻(ウォン・フェイホン)の弟子である林世榮(ラム・サイウィン)を題材にしたカンフーアクション作品です。

 

将棋で揉めていた五龍堂の門人(馮敬文)を泥棒だと勘違いした寶芝林の門人ウィン(洪金寶)は五龍堂の門人を捕まえて痛めつけます。
すぐに勘違いだと分かるとウィンは謝りますが、門人の男は五龍堂のコウ師匠(李海生)にウィンから暴行を受けたと訴えます。
この話を聞いて腹を立てたコウはフェイホン(關德興)がいる寶芝林へ乗り込みます。

 

否応なしにコウに攻められるフェイホンですがコウの攻撃をうまくかわします。
コウは自分の門人をウィンに傷つけられたことを告げると、フェイホンはコウに謝り、ウィンを罰します。

 

町ではサイクォン(蔣金)と妻のムイ(唐晶)がサイクォンの兄であるウィンを捜しています。
コウの息子のホイ(馮克安)と出会い、ホイはムイを連れ去るために兄のウィンと知り合いであると嘘をつきます。
ホイの屋敷に案内され、ホイはウィンの偽物の男(李超俊)を兄だと紹介しますが、すぐに嘘だとばれます。
ムイは捕まり、サイクォンは暴行されて屋敷を追い出されます。

 

サイクォンは待ち伏せしてホイを痛めつけますが、通りがかったウィンが止めに入ってホイを助けます。

 

ムイを連れ去られて絶望したサイクォンは自殺を図りますが、フーシン(樊梅生)に助けられます。
サイクォンから事情を聞いたフーシンはホイをこらしめ、ムイを返すように言います。

 

ホイはウィンを利用してフーシンが自分の妻をつけ狙っていると嘘をつきます。
まんまとホイの嘘に騙されたウィンはフーシンと闘います。
しかしフーシンにはとても敵わず、ホイはウィンをあっさり見限ります。

 

フーシンから弟のサイクォンの話を聞いたウィンはサイクォンと再会し、ようやく誤解が解けます。
ホイに騙されたことを知ったウィンはムイを連れ戻しに行くことにします。

 

ウィンはフーシンを連れてホイの屋敷を訪れ、ホイを倒してムイを連れ戻します。
その場にいたコウの養女のランセン(陳琪琪)も勢いで連れて来てしまいますが、わがままなランセンに振り回されるウィン。
ウィンの家にランセンを1人残し、ウィンとフーシンは飲みに行くことにします。

 

ホイがウィンの家にやって来てランセンを見つけるとホイはランセンを強姦しようとします。
しかしホイは誤ってランセンを殺してしまい、動揺したホイはウィンがランセンを連れ去ったとコウに嘘をつきます。
激怒したコウはウィンの家に押し入り、殺人犯だと誤解されたウィンは逃げ出します。

 

コウは門人たちを引き連れ寶芝林へ攻め入ります。
フェイホンとソウ(西瓜刨)は出かけていて留守なので、門人のチャ(元彪)とフン(韋白)が五龍堂の門人の相手をします。
チャは扇子の男(林正英)を倒し、フンは棒の男(元武)を退けると、コウがチャとフンに襲いかかります。
ウィンが寶芝林に駆けつけると、ウィンはチャの身代わりにコウの攻撃を受けて倒れます。
コウは強くて敵わないのでチャとフンはウィンを連れて逃げ出します。

 

意識を失ったウィンはフーシンの治療のおかげで一命を取り留め、ウィンはもっと強くなるためにフーシンから洪拳の極意を教わります。

 

廟所で五龍堂の怪猫(鍾發)に襲われたウィンはちょこまか動き回る怪猫に苦戦しながらも互角に闘い、フーシンの強烈な一撃で止めを刺します。

 

ランセンが殺された夜にホイが現場に落とした指輪を拾った見回りの男(曾楚霖)は殺人犯であるホイをゆすります。
しかしホイに殺されそうになった見回りの男はウィンの家まで逃げて来るとサイクォンにホイが犯人であることを告げます。
サイクォンはウィンに真相を伝えるようにムイに頼みますが、見回りの男とサイクォンはホイに殺されてしまいます。

 

逃げて来たムイがウィンに真相を伝えると、弟のサイクォンを殺されて憤ったウィンはホイの所に乗り込んでホイを殺害。
息子のホイを殺されたコウの怒りは頂点に達し、ウィンと一騎打ちになります。
コウはとても強いですがウィンもフーシンから教わった技で応戦。
フーシンとコウの掌がぶつかり、コウの掌の力が弱まると、ウィンは渾身の一撃をコウに浴びせて倒します。

 

フェイホンが戻り、寶芝林の看板を壊されたことを知ったフェイホンはウィンを叱責します。
ウィンは新しい看板を立てますが、反対に取りつけてしまったため結局フェイホンに怒られてしまうのでした。

 

全体的にコメディテイストですが、カンフーは超本格的です!!
林正英、鍾發、元武、馮克安、李海生、そしてサモハン、皆さんの驚異的な身体能力の高さには本当に驚かされます!素晴らし過ぎます!
元彪あどけなくてカワイイ(*´▽`*) 美しいカンフーにもメロメロです(*´ω`*)

 

フェイホンとコウの筆を使った攻防が楽しい(^O^)
コウに攻められながらもうまくかわして書を完成させるウォン師匠、お見事です!

 

ウィンの修行シーンも良いです(*‘∀‘)
ウィンはおっちょこちょいなので豚の料理と鉄の拳の修行を勘違いして自分の腕の毛を炙っちゃったり塩もみしちゃったりするんですよね(;^ω^)

 

フーシンは見た目はお世辞にも清潔感があって偉大な方には見えないのですが(すみません)、サイクォンが自殺しようとしていた時には、表向きは関心が無さそうにしていてもちゃんとサイクォンを助けようとしていたり、人徳のある方なのです。

 

酔拳ツーフィンガー鷹のレビューの際は日本語字幕に基づいて「フェイフォン」と記載しましたが、広東語の発音的には「フェイホン」のカタカナ表記の方が音が近いです。
今回は「フェイホン」と記載しました。
ユン・ピョウ演じる「チャ」が「鬼腳七」、ウェイ・パイ演じる「フン」が「梁寬」、サイ・クワパウ演じる「ソウ」が「牙擦蘇」です。

 

「樊梅生(ファン・ムイサン)」が演じる「林福成(ラム・フォッセン)」の師匠は廣東十虎の「鐵橋三(ティッキウサム)」だといわれています。
なので劇中に出て来る洪拳は鐵橋三の特色を受け継いだものとなっているんですね。
「劉家良(ラウ・カーリョン)」の父である「劉湛(ラウ・ジャン)」は林世榮の弟子だったので、カーリョンさんは伝統的な洪拳を継承されているんですよね。
カーリョンさんの凄さをひしひしと感じます(゚Д゚;)