めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

酔拳2

酔拳2

原題 醉拳Ⅱ

製作 1994年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

劉家良(ラウ・カーリョン)監督、成龍ジャッキー・チェン)主演のカンフーアクション映画です。
酔拳2というタイトルになっていますが、前作と繋がりはありません。

 

薬の買い付けを行っていたウォン・ケイイン(狄龍)、ケイインの息子であるウォン・フェイフォン(成龍)、ウォン家の使用人ツォウ(蔣志光)は、駅で税関に引っかかり、高い税金を払いたくないフェイフォンは薬用人参を英国領事(Louis Roth)の荷物に紛れ込ませ、人参の徴収を逃れます。

 

汽車が次の駅で停車するとフェイフォンは薬用人参を回収するため、ツォウと共に英国領事の車両に向かいます。
しかし見張りがいて車内に入ることが出来なかったため、フェイフォンたちは大量のアヒルを車内に放って人々が混乱しているうちに英国領事の車内に侵入します。

 

荷物置き場にはフク(劉家良)という男がおり、フェイフォンの薬用人参の包みを奪って逃走します。
フェイフォンはもうひとつの包みを持ち出して逃げたフクを追い、得意のカンフーである酔拳を使って闘います。
そうこうしているうちに停車していた汽車が走り出します。
フェイフォンは急いで汽車を追いかけると、リャン(劉德華)が手を貸してくれたおかげで乗り遅れずに済みました。
フクは奪った包みの中身を確認すると薬用人参が入っていました。

 

車内では国宝である印章が紛失したため、持ち物検査が行われていました。
フェイフォンが薬用人参だと思って持ち出した包みが国宝の印章であり、領事関係者から包みの中を見せるように言われたフェイフォンが対応に困っているとリャンが助けてくれます。
軍人の息子であるリャンがフェイフォンを友人だと告げたため、フェイフォンは取り調べを受けずに済みます。

 

ケイインたちが帰宅すると、薬用人参を注文していたチャンがやって来ますが、薬用人参は取り違えてしまって手元にないので慌てたフェイフォンは継母のリン(梅艷芳)に相談します。
薬用人参によく似た鉢植えの根っこをチャンに渡し、その場をしのぎます。

 

英国領事は印章の奪還に躍起になっており、英国配下の製鉄所では新工場長(Ho Sung Pak)が就任し、工員たちは厳しい労働を強いられます。

 

薬用人参を購入する資金を捻出するため、リンは首飾りを友人に売ります。
フェイフォンの姿を見た英国領事の部下たちは首飾りを譲り受けた友人のかばんの中に印章が入っていると思い込み、かばんをひったくります。


フェイフォンはかばんを奪った男を追って奪い返しますが、製鉄所の工場長が手下を引き連れ、フェイフォンに襲いかかります。
フェイフォンは大量の酒を飲み、酔拳で対抗します。
フェイフォンのあまりの強さに工場長たちは逃げ出しますが、ケイインが現れ、禁止されている酔拳を使ったことが露見します。

 

ケイインはフェイフォンを説教し、リンが首飾りを売却したことを問い詰め、鉢植えの根を枯らしたことも知られてしまいケイインの怒りは頂点に。
しかしリンの妊娠が発覚するとケイインの怒りは収まります。

 

チャンの妻から夫が体調不良になったことを聞き、フェイフォンたちが毒性のある偽の人参をチャンに渡したことが発覚してケイインは再び大激怒し、フェイフォンは勘当されます。

 

フェイフォンは露店で管を巻いていると工場長が領事の側近であるジョン(盧惠光)を連れて現れます。
工場長はフェイフォンを警戒しますが、ジョンは泥酔したフェイフォンをあっさり痛めつけます。
フェイフォンの知人で蔡李佛拳の達人のツァン(黃日華)が通りかかりフェイフォンを助けようとしますが、ツァンもやられてしまいます。

 

ケイインがフェイフォンに酔拳を禁じたのは扱うのが難しい技だからです。
酒が少ないと威力が発揮出来ず、飲み過ぎるとまともに闘うことが出来ません。

 

フクが寶芝林を訪れ、印章を探しているとケイインに告げます。
フクは満州の武術家で国外へ流出する国宝を守ろうとしていたのです。
フェイフォンは印章をフクに渡しますが、2人は領事が仕向けた手斧隊に襲われます。
必死で応戦しますがフクが殺され、印章が奪われます。

 

印章を取り戻すためにフェイフォンは英国領事館へ侵入するとツァンと合流し、2人で印章を探します。
しかしすぐに捕まってしまい、英国領事はフェイフォンを引き渡す代わりにウォン家の土地を買収します。

 

英国領事は国宝を国外へ持ち出すため、突如製鉄所の閉鎖をします。
工員のヒン(韓義生)とフォウ(錢嘉樂)たちはこれに抗議し、突然の閉鎖を不審に思い、製鉄所に侵入します。
国宝を密輸しようとしていることを知ったヒンは捕まってしまいます。
逃げてきたフォウはフェイフォンに報告すると、フェイフォンも製鉄所へ向かいます。

 

製鉄所の入口では工員たちが溢れていますが、見張りがいるため入ることが出来ません。
フェイフォンは見張りを倒して中へ入ります。
領事の部下で鎖を持った男(Vincent Tuataane)が襲って来ますが、フェイフォンは男を倒します。

 

先へ進むとジョンたちが国宝を持ち出そうとしている現場を目撃し、フェイフォンはジョンの部下たちと闘います。
部下たちを退けるとジョンと工場長に襲われ、2人の猛攻にフェイフォンは大苦戦。
追いつめられたフェイフォンは工業用のアルコールを口に含み、工場長に火を噴射します。
工業用アルコールを飲んだフェイフォンの体に異変が起こり、今までとは見違える凄まじい動きでジョンを追いつめます。
死闘を制し、国宝を守ったフェイフォンは国の英雄と称されます。

 

監督はラウ・カーリョンとクレジットされていますが、カーリョンさんは途中で監督を降板してジャッキーが実質的な監督を行ったそうです。
作風の方向性の相違などが原因だと言われていますね。

 

ジャッキーと狄龍様が親子役ですが、8歳ぐらいしか年違わないよね(^▽^;)
狄龍様の厳格親父役も素敵~(*´▽`*)

 

華仔は特別出演なのですが、実在した中国の軍人の張學良(チャン・シュエリャン)役を演じているそうです。
わたくし歴史オンチなんで張學良とか分からん(;´∀`)
もっと勉強します…。

 

継母役のアニタ姉さんのキャラが最高です(^o^)
ケイインにバレないように麻雀の点棒を物凄い勢いで回収するの楽しい♪
そして大根を薬用人参の代わりにしようとする強引さよ…(;^ω^)

 

カーリョンさんはやっぱ凄いです(・o・)
ジャッキーと汽車の下で闘うシーンや、狄龍様と手合わせするシーンとか、当時還暦近いのにキレキレの動きに感動!!

 

黃日華(フェリックス・ウォン)演じる「ツァン」の広東語の発音は「チャン」なのですが(※正確にはチャーン)、薬用人参を買いに来たチャンさんと名前が被るから「ツァン」と表記しているかと思われます。

 

手斧隊の隊長役で徐蝦さんが出演されていました(*‘∀‘)
元祖酔拳では棍術の達人役でしたね。
調べた限り、徐蝦さんは酔拳2が最後の映画出演作のようです。

 

手斧隊が襲ってくるシーンで、ジャッキーが店の2階から飛び降りる時、なぜかブーツみたいなの履いてた(^^;)
衝撃を和らげるため?

 

盧惠光(ロー・ワイコン)の動きがもはや格ゲー(;'∀')
物凄い脚の動きです!!
てゆうかジョン、こんなに強いなら英国領事を力で屈服させちゃえばいいのにって思ったり(^▽^;)

 

重しに潰されそうになったり、砂攻めにあったり、火攻めにあったり、火の海に突き落とされたり、ジャッキーって本当に凄い…。
終盤の製鉄所のシーンは火を使っているので成家班やスタッフの方々が常に消火器をスタンバイされていて、危険と隣り合わせだということが伝わって来ます。
ファイヤースタントコーディネーターは羅禮賢(ブルース・ロー)とクレジットされていました。

 

香港公開版はジョンとの闘いの後の様子が描かれていて、工業用アルコールを飲んだことが原因でフェイフォンは失明し、頭がおかしくなってしまうというものです。
ここで董驃さんが出てくるので日本公開版では董驃さんを観ることは出来ません。
私、個人的にはこの内容は頂けなかったですね。
フェイフォンが可哀想過ぎるわ~(T_T)
この描写についてフェイフォンの末裔とか関係者から苦情とか来なかったのか心配(^^;)

 

フェイフォンが工業用アルコールを飲むシーン、口から泡出してたけどジャッキー実際何飲んだんだろ…怖いなぁ(・・;)