めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

続・片腕必殺剣

続・片腕必殺剣

原題 獨臂刀王

製作 1969年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

張徹(チャン・チェ)監督、王羽(ジミー・ウォング)主演の武侠作品で、片腕必殺剣の続編です。

 

武術界を引退して農夫になったファン(王羽)は妻のシアオマン(焦姣)と平穏に暮らしています。

 

ある日、黒白刀使のクァン(午馬)とホン(方野)が現れてファンに招待状を差し出します。
覇王城にて萬刀大会が行われるため、参加するように書かれていました。
心配するシアオマンに対し、ファンは参加するつもりはないと言って安心させます。

 

朝陽刀流の師範ルー(賀賓)と、ルーの息子であるルートン(鄭雷)とルータ(雷彬)がファンの家にやって来ます。
ルーは招待状を受け取ったファンに対し、萬刀大会の参加を断れば命を狙われると警告します。

 

覇王城には8人の刀王がおり、それぞれ流派は違いますが刀を使うという特徴があります。
8人は残酷非道で武術界の頂点に君臨し、人々を屈服させようと企んでいます。
現在ファンは農夫ですが、以前恩師の命を狙う長臂神魔を倒したことで刀王たちの目に留まったのです。

 

ルーたちではとても刀王には勝てないのでファンに参加して欲しいと頼みますが、ファンは武術に一切関わらないとシアオマンと約束したため、ルーの申し出を断ります。

 

刀王の手下である黒白刀使たちは大会の参加を辞退しようとしている萬神刀流のシゥ(李皓)を殺害します。
黒白刀使たちにやられて瀕死の状態になった萬神刀流のティン(方宇)は黒白刀使に襲われたことをルーに伝えると、ルーは覇王城へ向かう覚悟を決めます。

 

夜が更けると黒白刀使たちはファンの家に押しかけます。
武術界を引退したファンですが、稽古は怠らず続けていました。
ファンに敵わないと悟った黒白刀使たちは一旦退散します。

 

覇王城を訪れたルーたちは八大刀王の実力を認め、無益に血を流す必要はないと訴えますが、八大刀王たちは次々とルーたちを襲います。
八大刀王の1人である千手王ファ(林嘉)は美しい外見とは裏腹に残虐な性格で、女性だと思って油断した五虎刀流のホン(狄龍)を殺害します。

 

ルーや他の師範たちは覇王城に捕らわれてしまい、息子のルートンの元に脅迫状が届きます。
右腕を切り落として覇王城まで来るように書かれており、ルートンは各流派の武術家を集めて相談をします。

 

気が荒い性格の断魂刀流のシャン(陳星)は八大刀王たちと真っ向から闘うつもりですが、ルートンはファンの力を借りることにします。
しかしシアオマンが闘うことを反対しているため、ファンを茶屋に呼び出すことにします。

 

ルータはファンの元を訪れ、父のルーたちが覇王城に捕まったことを告げます。
この話を聞いたファンは詳しく事情を聞くためルータと茶屋に向かいます。

 

事情を聞いたファンはシアオマンに相談するため自宅へ戻ります。
しかしシアオマンの姿はなく、なんとシャンがシアオマンを連れ去っていました。
これに激怒したファンがルータたちに詰め寄ると、何も知らなかったルータたちはシャンの独断で行ったことだと釈明します。
すぐにシアオマンの所へ向かおうとすると黒白刀使のクァンとホンが現れ、ファンはあっさりクァンとホンを倒します。

 

シアオマンが捕まっている小屋の近くに通臂王ユエン(劉家良)が手下を引き連れてやって来ます。
意気揚々とユエンに挑むシャンですが、ユエンの手下にあっさり殺されてしまいます。

 

小屋にいたルートンはシアオマンを解放し、シアオマンを守りながらユエンの手下たちと闘います。
ユエンは太極刀流のシュン(金童)を殺害し、ユエンの手下によってルートンも殺されてしまいます。

 

ファンたちが駆けつけ、ファンはユエンと闘います。
ファンはユエンの鎖鎌を利用してユエンを木に吊るして剣で斬りつけて倒します。

 

ファンはルータたちに協力するつもりでしたが、シアオマンを連れ去ったことに腹を立て要請を断ります。

 

太極刀流のチン(游龍)は自ら右腕を切り落とし、腕を持って覇王城に行く決断をします。
シアオマンはルートンたちが必死に自分を守ってくれたのだとファンに訴え、ルータたちに協力して欲しいと頼みます。

 

チンの手当てをして覇王城へ向かう道中、千手王ファと出会います。
ファは八大刀王であることを隠し、ファンたちに同行することにします。

 

一行は宿に到着し、負傷したチンに食事を届けたファは油断していたチンを殺害します。
ファは仲間に合図を送り、夜警をしていた八卦刀流のレイ(邱山)がやって来ると色仕掛けでレイを惑わし、背中を刺します。

 

その後ファは井戸に毒を仕込み、何食わぬ顔で部屋に戻るとファンと遭遇します。
ファはファンを油断させて殺そうとしますが、ファンはファの正体を見抜いており、瀕死のレイが部屋にやって来てファが井戸に毒を仕込んだことを伝えます。
レイはファと相打ちになって死に、ファンは仲間たちにファが八大刀王だったことを知らせます。

 

合図を受けた天遁王トン(袁祥仁)が宿へやって来ます。
ルータたちは連携してトンの手下たちを迎え撃ち、ファンはトンを仕留めます。

 

宿を出発した一行の前に毒龍王トァン(康華)が姿を現します。
トァンが煙幕を使うとファンたちは水鉄砲で煙幕を破り、トァンの毒ガス攻撃を布で覆ってかわし、ファンはトァンを斬りつけて倒します。

 

竹藪を通行していた五虎刀流のチュン(王光裕)は地蔵王シー(劉家榮)の手下に殺されます。
ファンは次々と竹藪を切り、仲間と連携してシーの手下を倒し、ファンは切った竹をシーに突き刺して倒します。

 

一行は次の宿に辿り着くとシアオマンを宿に待機させ、ルータはチンが切り落とした右手をファンに差し出すと、ファンはチンの右手を持って覇王城へ向かいます。

 

片腕がないファンはチンになりすまし、大力王チァオ(谷峰)と面会します。
城の中へ案内されると転輪王ソン(唐佳)がおり、ファンを牢に投獄します。
ファンは見張りの隙をついて捕らわれていたルーや師範たちを牢から救出します。

 

ルータたちは一斉に覇王城へ突撃し、矢を射ってチァオを追いつめ、網で捕らえて斬りつけます。
チァオを倒すとソンが現れ、八卦刀流のイエン(劉剛)は飛んできた輪刀が刺さって死にます。
ファンが駆けつけると、ソンが投げた輪刀を剣で受け止めたファンは投げ返してソンに命中させます。

 

ルーたちを救出し、宿で祝杯を挙げます。
これまで7人の刀王を倒しましたが、まだ無相王リン(田豐)の姿を見ていないファンは警戒を怠らないようにルータたちに念を押します。

 

人々を救ったファンは独臂刀王の金牌を授かりますが、多くの犠牲を出したことを嘆きます。

 

シアオマンはずっとファンに言いそびれていた話があり、ファンが尋ねるとシアオマンは子供が出来たことを告げます。
シアオマンの懐妊を喜ぶ一同ですが、無相王リンの手下である五方巡使が現れ、夜警をしていたイン(姜大衛)が殺害されます。
ルータも五方巡使にやられ、ファンに敵の襲来を告げて息絶えます。

 

ファンは押し寄せるリンの手下たちを倒しながらシアオマンと宿の外に出ると、短刀を手にしたリンが現れます。
宿に残った仲間たちは五方巡使を倒しますが、ファンとリンの闘いは夜が明けても続きます。
ファンは襲ってくるリンの手下に対して冷静に対処して倒します。

 

リンと接近戦になるとリンの短刀が突如伸びて長剣になります。
短刀に見せかけて油断した相手を長剣で仕留めるのがリンの手口です。
ファンはリンの剣を折り、すかさずリンは折れた剣でファンに斬りかかりますが、攻撃をかわしたファンはリンを斬りつけて倒します。

 

八大刀王を全て倒したファンはシアオマンと帰途につくのでした。

 

非常に面白い作品です(*‘∀‘)
ジミーさんの独臂刀剣術は超かっこいいです!!
前作よりもファンの闘うシーンが多くて、終盤の宿のシーンでの無双ぶりといったら爽快です。
(当然ですが、人を斬っていいのは映画やドラマなどのフィクションの世界だけですよ!)

 

流血シーンは多いですが、多彩なキャラクターや技の数々が面白くて、ワクワクします(*‘∀‘)

 

田豐(ティエン・ファン)は前作でファンの恩師だったのに今回は悪役です!
あとファンの父親だった谷峰(クー・フェン)も今回は悪役です!
続編なのに違う役で出演している所が香港映画あるあるですね(^▽^;)

 

前回はファン・カンの名前を「カン」と表記していましたが、今回はファンと表記しました。
あと役者さんたちの名前は本作のクレジットに準じて表記しました。
(宗華→雷彬 古龍→金童 など)

 

登場人物が多いため、「トン」や「シュン」など名前が被るのでカタカナ表記を若干変化させています。

 

まだ人気になる前の狄龍様やデビチャが出演していて、あどけなかった(*^-^*)
王鍾さん、午馬さん、徐蝦さん、鹿村さん、みんな若かったなぁ(*‘∀‘)

 

狄龍様のキラキラっぷりが眩しくて、可愛くてもうたまらんのです(*´▽`*)
まだデビューして日が浅い頃ですものね。

 

陳星演じるシャンは悪い人ではないのですが、シアオマンを連れ去ったり、やり方が荒い(;'∀')
猪突猛進タイプですね。
でも仲間の中にこういうキャラがいると物語にメリハリが出てイイ感じ♪

 

ジミーさんはちょっと色々あって香港で作品を撮ることが出来なくなったので「新・片腕必殺剣(新獨臂刀)」では姜大衛(デビッド・チャン)が主役を務めていますが、こちらも傑作です。