めぐちゃんの香港映画感想ブログ

香港映画が大好きで気ままに感想を書いています。ネタバレありなので観ていない方はご注意下さい。

ハード・ブラッド

ハード・ブラッド

■原題
黃飛鴻 '92之龍行天下

■製作年
1989年※製作
1992年※公開

 

徐克監督、李連杰主演の現代アクション作品です。

 

1989年に製作されたそうなのですが、
何故か香港で公開されたのは1992年だそうで。

 

ワンチャイのヒットによってようやく日の目を見た今作品。

 

う~ん、微妙でした(^^;)
現代版のワンチャイという触れ込みで公開されたそうですが、
黄飛鴻全く関係ねぇー!まぁ、それはいいのですが。

 

寶芝林を営むタク(元華)のかつての弟子が強さに自惚れて道を踏み外し、
タクのもう一人の弟子であるキット(李連杰)と闘うという物語です。

 

よくあるストーリーですが、それ自体に問題があるわけではなく、
キャラクターに魅力がないと私は感じました。

 

アメリカ人のアンナという少女が、襲われているタクを助けるのですが、
アンナの存在がいまいちパッとしない。
冒頭で体操クラブに所属しているアンナの様子が描かれるのですが、
結局体操クラブの事には一切触れず、アンナがどういう子なのか
最後までよく分からなかったです。

 

あと師匠のタクが頑なに弟子のキットを拒否したのかが分からない。
せっかくアメリカまでやって来た弟子を追い返そうとするのだから
よっぽどの事があったと思うのですが、
これに対しての描写が伝わらず、入り込めない。

 

あとヒロインのメイ(郭錦恩)がラストでいきなりキットに
好意を寄せるのも唐突過ぎてついていけない。

 

と、こんな感じで、人物描写にいささか引っかかりを感じてしまいました。

 

個人的にはキットに付きまとう3人組の男達のキャラクターは
ズッコケてて結構好きです。
英語と広東語の噛み合わない会話も面白いです。
このやり取り、吹き替えじゃなければもっと面白いんだろうなぁ。

 

あと気になったのが、ジャッキーの「潮起潮落陪你渡過」という曲が
主題歌としてスタッフロールにクレジットされていたのですが、
私が観たDVDでは別の曲が使用されていました。
版権の問題かな??

 

なんか惜しい作品です。
ちなみにこの作品、アメリカで先行公開された後、
数年経って香港で公開されたそうなんですけど、
興行的には良くなかったそうです。う~ん、分かる気がするかも(^^;)