めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 鬼脚

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 鬼脚

原題 黃飛鴻之鬼脚七

製作 1993年

めぐちゃんの満足度 ★★☆☆☆

 

午馬(ウー・マ)監督、元彪(ユン・ピョウ)主演のカンフーアクション作品です。
ワンチャイシリーズの外伝的な作品で、第1作目で梁寬(フー)役だったユンピョウは今作では鬼脚七(チャ)を演じられております。

 

香港で薬草の仕入れを行っていたチャ(元彪)とソー(午馬)は広州へ帰る船に乗ります。
ソーは偉大なる武術家兼医者であるフェイホンの弟子で、フェイホンの診療所である宝之林の入門をチャに勧めています。

 

チャとソーは食事をするために食堂へ行くと取材をしていた新聞記者のシウレン(呂㛢菱)と出会います。
西洋人以外は立ち入ることが出来ずチャたちは食堂から追い出されますが、納得の出来ないチャは食い下がって小競り合いになります。
食堂内は騒動となり、チャとソーは逃げ出します。

 

船にはチャの友人であるミン(太保)も乗っていましたが、船上でアヘンの取引をしていたミンは通関を突破するためにアヘンをチャの荷物に紛れ込ませ、宝之林の荷物だと分かると職員が検査をすることなく通過します。

 

ミンは麻薬密売をしている華洋商会のワー会長(元華)にアヘンを宝之林の弟子の荷物に紛れ込ませたことを知らせると、ワーの手下のイー(金十二)に取りに行かせます。

 

チャの入門を祝って皆で食事をした帰りに宝之林を訪れると荷物を物色しているワーの手下たちと遭遇します。
手下たちを追いつめますが、結局逃げられてしまいます。

 

宝之林へやって来た役人のカム(任世官)はアヘン違法所持の密告が入ったと通告し、家宅捜索を行います。
荷物を調べるとアヘンが見つかり、チャとソーは連行されます。

 

提督は押収したアヘンをワーに差し出し、見返りに大金を受け取ります。
提督はチャたちを死刑にしようと目論みますが、フェイホンを恐れているワーは慎重な構えです。

 

証拠不十分によりチャとソーは釈放されます。
チャは町でシウレンと再会し、彼女が働いている新聞社に案内されます。

 

チャは茶屋にいたミンに声をかけます。
そわそわしているミンが席を立つと、不審に思ったチャは店の裏を覗きます。
そこではアヘンの吸引が行われていて、ミンが麻薬に関わっていることを知ったチャはミンを問い詰めます。
ワーたちが現れるとチャは捕まってしまい、その後イーたちによってチャは宝之林へ引き渡されます。

 

疑いを晴らそうと行ったチャの行為が裏目に出てしまい、騒ぎを起こした厄介者扱いをされてしまいます。
これによりチャは宝之林を去る決意をします。

 

チャはミンを見つけて宝之林に来るように脅しますが、通りかかったカムに止められ、チャはカムの屋敷へ連れて行かれます。
カムの屋敷にはシウレンがおり、カムを腐敗した役人だと思っているチャはカムとシウレンが親子であることを知ると怒って出て行きます。

 

ワーは海軍の長官に買収を持ちかけ、買収を断った長官はワーたちに殺されます。

 

その後、冷静になったチャはシウレンの元を訪れて謝ります。
シウレンは長官の死にワーが関与していると疑っており、シウレンの話を聞いたチャは再びミンと接触します。
チャは宝之林を追い出されて仕事が無いと言い、ミンに仕事を紹介して欲しいと頼むと、ワーの会館に案内されます。

 

チャはワーの下で働くことになり、心配するソーたちをよそにチャはワーの悪事に加担することになります。
しかしチャはワーの仲間になったのではなく、カムと協力してワーを検挙するために組織へ潜入していたのです。

 

カムとチャが結託していることを知ったイーはワーに知らせると、ワーは取引の荷物の受け取り場所を変更します。
これを聞いたチャはカムに知らせに行こうとしますが間に合いそうもなく、その間にワーはミンを殺害し、倉庫で待ち伏せしていたカムも殺害します。

 

チャは襲われて負傷したシウレンを保護して宝之林へ預けます。
ワーはチャにカム殺しの罪をなすりつけようと企み、お尋ね者となったチャを捕まえに大勢の役人たちが宝之林に押し寄せます。

 

チャは単身でワーの会館に乗り込み、襲ってくるワーの側近(常山)を苦戦しながらも倒します。
チャとワーの一騎打ちとなり、激しい攻防の末にチャは会館のシャンデリアに突き飛ばされます。
ワーがシャンデリアに飛び乗ってチャを襲いますが、シャンデリアが重さで落下し、ワーは感電死します。
チャはもう一方のシャンデリアに飛び移っていたため無事でした。

 

アヘンは全て焼却され、チャの疑いも晴れて事件は解決です。

 

物語が始まってユンピョウ演じるチャが食堂で大暴れするシーンを観て、「おぉ!これから鬼脚七が活躍する痛快劇が始まるんだな!」と期待していたのですが、物語が進むにつれ演出が断片的で間延びした感じが少し残念でした。
プロット自体は悪くないと思うので、もう少し抑揚と見所が欲しかったなぁ。

 

提督が押収したアヘンを燃やすシーンがよく分からない。
押収したアヘンをワーに差し出しているので、燃やしたアヘンは偽物ってことなのかな?
このシーンの描写がちょっと分かりづらいんですよね。

 

ミンの店のすぐ裏でアヘンの吸引をやっていたけど、吸引部屋と飲食店はたった1つの扉で仕切っているだけなので、ニオイでバレるでしょ!!
普通ガサ入れを警戒して地下室とかもっとバレないような部屋で行うと思うのですが(^^;)
もちろん私は麻薬をやったことはなく、ニオイを嗅いだことがないのでどんなニオイなのかは分かりませんが、アヘンは独特のニオイがあるそうです。
大麻とかも独特なニオイがあるといいますが、私は絶対麻薬はやりたくありません!!

 

アクション監督は元彪で、武術指導をしている元武さんも出演されています。
すぐ殺されちゃう役だったけど(^^;)
七小福のアクロバッター同士のユンピョウと元華さんの闘いをとても期待していたのですが、短いし、観づらい。
なんだろうカメラアングルが悪いのかな??
ジャッキーもカメラのアングルやカット割りなどでアクションの見栄えが大きく変わると仰っていましたが、本当にそうなんだなぁと思いました。

 

辮髪のユンピョウはやっぱ可愛いな♪

 

任世官(ヤム・サイクン)が珍しく善人役で嬉しかった(^O^)
始めはてっきり善人と見せかけた悪役なのかなと思ったら真っ当な役人さんでした。

 

午馬さんの牙擦蘇(ソー)役も似合っていて良いですし、ちょっとヘタレな感じの太保演じるミンも良いキャラしてます♪

 

今回は鬼脚七が主役なのでフェイホンは出て来ないのですが、一瞬だけ後ろ姿でもいいので出て来たら嬉しかったなぁ(´ρ`)

 

製作は香港金鼎影業公司(ゴールデン・トリポッド・フィルム)」という会社なのですが、1996年の元彪主演映画「黒影 ブラック・シャドウ(神偷燕子李三)」も同じ会社でした。
あと袁小田(ユエン・シャオティエン)の「醉俠蘇乞兒」もこの会社ですね。
でもこの会社のこと良く知らない(^^;)
今作に出演されている役者さんも知らない方ばかりでした。 
あとユンピョウの製作会社「元彪電影有限公司」もクレジットされていましたが、他の作品は聞いたことが無いですね。