めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

上海13

上海13

原題 上海灘十三太保

製作 1984年

めぐちゃんの満足度 ★★★★☆

 

張徹(チャン・チェ)監督による台湾で製作されたカンフーアクション作品です。
ハッキリ申しましてこの作品、ストーリーはあってないようなものです(^^;)
ただ往年のショウブラスターたちの共演ということで(正確に言うと共演ではなく順番に登場する演出)香港映画好きにとって観て損はない作品…だと思います。

 

黒帽子(王羽)と新政府の外交部長のコウ(江明)は金庫がある部屋に忍び込み、中に入っていた日本との密約書を取り出すと、黒帽子は密約書をコウに手渡します。

 

上海の顔役であるタイ(陳觀泰)の屋敷に同じく上海の実力者であるチョウ(余松照)が尋ねて来ます。
南京の新政府は裏で日本と密約を結んで国を売るつもりで、チョウは密約の証拠を公表すれば防げると言います。
すでに密約書はコウが持っており、チョウは密約書を持っているコウを保護して上海から逃がして欲しいとタイに頼みます。
タイには13人の腕利きの護衛がおり、彼らにコウを護衛させることにします。

 

政府内務部部長のホン(常楓)は部下のガイ(張泰倫)に連絡し、コウを殺して密約書を取り戻すよう命じます。

 

コウがやって来ると、タイは中立国の船に乗って香港へ亡命するよう促します。
すると早速タイの屋敷にライフルのリー(李修賢)が忍び込んだという知らせが入ります。
リーはかつてタイの仲間でしたが、ホンに買収されてしまったのです。

 

タイの部下はリーの始末を提案しますが、更なる刺客が来ることを懸念し、キセルのフォン(江生)を呼んでコウの護衛を命じます。

 

なかなかコウが現れず、待ちくたびれるリー。
膠着状態が続き、タイはやむを得ずおとりを使って騒ぎになった隙にコウを逃がす作戦に変更します。
コウのおとりになるということは死を意味しますが、部下のカムがおとりに名乗り出ます。

 

作戦通り、リーはコウだと勘違いしたカムを狙撃して騒ぎを起こし、この隙にフォンはコウを連れて屋敷から逃亡します。
リーは任務を終えてホンに報酬の催促をしますが、ホンは標的を誤ったことを指摘し、リーを殺害します。

 

ホンが部下を引き連れてタイの所にやって来ます。
コウの居場所を尋ねますが、タイは知らぬ存ぜぬの一点張り。
ホンはすでにコウがいないことを悟り、引き上げて行きます。

 

ホテルに潜伏するコウとフォンですが、ガイたちがやって来たため、コウをボーイに変装させ、ホテルから脱出します。
しかしガイに見つかり、フォンはコウを人力車に乗せて逃がし、自分は残ってガイたちと闘います。
フォンは次々とガイの手下を倒していきますが、最後はガイに刺されて死んでしまいます。

 

眼鏡(王鍾)が営む呉服店に到着したコウは着替えを行ってからタイの部下であるシュン(葉飛揚)と共に富豪のヤン(梁家仁)の別荘へ向かおうとします。
しかし呉服店の従業員であるシウロン(張繼龍)が裏切り、護衛の眼鏡に発砲します。
眼鏡がシウロンを食い止めているうちにコウたちは呉服店から逃げ出します。
シウロンは眼鏡を射殺し、ガイが駆けつけるとシウロンはコウがヤンの別荘へ向かったと報告しますが、眼鏡との争いで重体だったシウロンも死亡します。

 

刺客の虎(鹿峰)がヤンの別荘を襲撃し、健闘しますがヤンは虎に殺されてしまいます。
ヤンは死ぬ間際に護衛の学生(劉德華)に仇を討って欲しいと妹(朱海玲)に頼みますが、妹は虎の一味に捕まってしまいます。

 

コウたちがヤンの別荘に到着するや否や虎の手下たちに襲われ、シュンが殺されます。
コウが捕まると護衛の学生が現れます。

 

学生はコウを連れて逃げようとしますが、ヤンの妹を人質に取られており、虎はコウを引き渡せば妹を解放してやると取引を持ちかけます。
ヤンの妹は学生の恋人でもありますが学生は取引には応じず、隙をついて妹を救出しようとします。
虎は学生に襲いかかり、両者相打ちで死亡します。
学生は死ぬ前に環龍路のカジノへ向かうようコウに伝えていたのでコウはカジノへ向かいます。

 

カジノのオーナーであり護衛でもある不良のイップ(姜大衛)はコウを守るように部下のセン(葉照旭)に命じます。

 

豹のホイ(戚冠軍)と熊(王青)がやって来てカードゲームのテーブルにつきます。
熊が年寄り(陳家凱)のイカサマを見抜くと、年寄りは抵抗して騒ぎになります。
さらにイップの部下であるセンが裏切り、仲間を刺殺します。
護衛である坊ちゃんのシウホン(李中一)がセンと闘い、センを倒します。
刺客であるホイはイップの部下を殺害します。

 

騒ぎに気付いたイップが駆けつけると刺客の熊が立ちはだかります。
イップの部下たちは年寄りを殺害し、イップはスカーフでホイの動きを止め、その隙にシウホンがホイの脇腹を攻撃して倒します。

 

イップとシウホンは2人がかりで熊を倒してコウを埠頭まで送ろうとすると、ナイフ(程天賜)が現れます。
ナイフはシウホンめがけて刃物を投げます。
シウホンは腹に刃物が刺さりながらも何とか埠頭までコウを送ります。

 

刺客がどんどん押し寄せ、瀕死状態のシウホン。
そこへ教頭のホー(狄龍)が現れ、コウを助けます。
瀕死のシウホンは死亡し、ガイと手下たちがやって来ます。
刺客の鷹(陳星)も現れ、ガイと鷹の2人がかりの攻撃を受けるホーですが、護衛の中でも実力者であるホーは怯まず闘います。

 

イップを殺害したナイフも駆けつけ、潜伏していた豹の弟(尤少嵐)が正体を現します。
しかしナイフは仲間であるはずの豹の弟と闘い、豹の弟を殺害します。
さらにナイフはガイも殺してしまいます。
ナイフはコウ殺害の依頼をガイから引き受けましたが、その内容に嫌気が差したと言います。
コウを狙う刺客はいなくなりましたが、ナイフは13人の中で最も強いホーに手合わせを申し出ると、ホーはナイフの挑戦を受けます。

 

ホーはナイフを倒すと、ナイフは「強い者が生き残る」という殺し屋の掟を果たして息絶えます。
刺客はいなくなり、コウは無事に上海を発つのでした。

 

ストーリーを重視した作品ではありませんが、個性的なキャラクターが面白くて、誰が味方で誰が敵なのか、次々に登場するショウブラスターに胸を躍らせながら観ました♪
カンフーアクションも満載なのでとても楽しめました(*‘∀‘)
劇中で流れる音楽もクセになるというか、中毒性がある(笑)

 

コウを狙撃しようとするシーンで、なかなか標的が現れなくて待ちくたびれた様子の李Sirの表情がたまらん(*´▽`*)

 

江生が出演してるの嬉しい(*´ω`*)
可愛くてアクロバティックなアクションがメッチャ好き♪
五毒メンバーからは鹿峰さんも出演されていました♪

 

華仔は若くてピチピチです(*'▽')
まだ20代前半だもんなぁ。

 

他のショウブラスターが少しずつおじさんっぽくなっていく中、戚冠軍(チー・クワンチュン)はあんまり変わらない気がする。
洪家拳の達人だけあって動きは本当にキレッキレです!!
劇中では肋骨らしきものをもぎ取られるという結構残酷な殺され方をしていました(゚Д゚;)

 

王青さんは常にガハガハ笑っているのがおもろい(笑)

 

陳星さんは大ボス感漂う雰囲気だったけど、意外とあっけなくやられちゃったなぁ(;´∀`)

 

そして出て来た瞬間思わずキタ――(゚∀゚)――!!と叫んでしまった狄龍様♪
私は男たちの挽歌で初めて狄龍様を拝見したので、当時はショウブラ時代に活躍したスターだなんて全く知らず、こんなにカンフーアクションが出来る方だなんて思いませんでした(´∀`)

 

個人的にはラストバトルの程天賜(リッキー・チェン)のアクションが好きです♪
彼もアクロバティックな動きで惚れ惚れします!!
劇中では敵なのですが、殺し屋の美学みたいなものを持っていて、「気に入らない殺しは引き受けないぜ」というスタンスがイカすぜ☆
ちなみにリッキー・チェンは今作のアクション監督も務めていらっしゃいます。
そういえばクレジットの特別顧問の欄に劉家榮(ラウ・カーウィン)の名前がありました(・∀・)
特別顧問って具体的にどんなことをするんだろうね??

 

そういえば途中でホンがいなくなってたけど、どうなったんだろう??
気になるな~(笑)

 

登場する人物が敵なのか味方なのか一覧表を作ってみました♪

 

●コウの味方
黒帽子(王羽)
タイ(陳觀泰)
チョウ(余松照)
キセルのフォン(江生)
眼鏡(王鍾)
シュン(葉飛揚)
富豪のヤン(梁家仁)
ヤンの妹(朱海玲)
学生(劉德華)
不良のイップ(姜大衛)
坊ちゃんのシウホン(李中一)
教頭のホー(狄龍)

 

●コウの敵
ガイ(張泰倫)
ライフルのリー(李修賢)
シウロン(張繼龍)
虎(鹿峰)
年寄り(陳家凱)
セン(葉照旭)
豹のホイ(戚冠軍)
熊(王青)
豹の弟(尤少嵐)
鷹(陳星)

 

●敵でも味方でもない
ナイフ(程天賜)