めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

霊幻少林拳

霊幻少林拳

原題 茅山殭屍拳

製作 1979年

めぐちゃんの満足度 ★★★★☆

 

劉家良(ラウ・カーリョン)監督、汪禹(ワン・ユー)主演のコメディホラー作品です。
コメディ・キョンシー映画の元祖ともいえる作品だそうです。
日本では少林寺三十六房のヒットで、ワン・ユーよりもリュー・チャーフィーの方が知名度が高いためか、DVDやブルーレイのジャケットはリュー・チャーフィーの方が目立っております(^^;)

 

湘西(シアンシー)では出稼ぎ先で亡くなった人を弔い、道士が術を使って故郷まで送り届けるという風習があります。
博打好きのチャン道士(劉家榮)が賭博場からなかなか戻らないので弟子のユエン(汪禹) がチャンを連れ戻しに行きます。

 

もたもたしていると遺体安置所に新たなキョンシーが運ばれて来ます。
チャンとユエンが戻って来ると知人女性のフェイ(黃杏秀)がチャンたちについて行くと言い出しますが、女性がキョンシーに近づくと災いが起きるのでユエンは断ります。
チャンとユエンは9体のキョンシーたちに術をかけ、遺族たちの元へ送り届けに出発します。

 

チャンたちが途中で一休みしていると、ユエンは坊主のキョンシーが喉を鳴らす様子を見て不審に思います。

 

休憩を終えて出発すると検問所に差し掛かります。
役人たちは脱獄犯を捜しており、捕まったユエンはキョンシーを送り届ける途中であると説明します。
役人たちと一緒にいたセン(唐偉成)がキョンシーを確認すると動き出したキョンシーに怖気づいたセンや役人たちは検問所から去って行きます。

 

宿に辿り着くとチャンは賭博場へ出かけ、ユエンは宿でキョンシーたちに術をかけて納めます。
術がかかりにくい坊主のキョンシーを怪しみながらもユエンは部屋へ戻ります。

 

ユエンが寝床に入ると何者かが部屋に入って来ます。
入って来たのは男装をしたフェイでした。
フェイは望んでいない結婚が嫌で家を出たと言います。
翌朝、ユエンは賭博場から戻らないチャンを迎えに行きます。

 

賭博場の店主のホイ(徐少強)は勝ち続けているチャンを煩わしく思い、チャンの脚を殴って怪我を負わせます。
チャンは道士でありながらも一流の神拳使いの武術家で、ホイや従業員たちと闘います。
ユエンがやって来てチャンの勝ち金を回収しに行こうとしますがホイたちに邪魔されます。
センが現れて止めに入り、チャンたちに謝罪して事態は収束します。

 

チャンが脚を負傷したため、ユエン1人でキョンシーを送り届けることになります。
1人では心もとないのでフェイにも手伝ってもらうことにします。
襲われた際、チャンは2人で協力してキョンシー拳を使うように指示し、キョンシー拳の使い方を書き記した紙をフェイに渡します。

 

途中で坊主のキョンシーが逃げ出したり、キョンシーを間違って別の遺族に送り届けたり、予期せぬ出来事も発生しましたが、ユエンとフェイは次々とキョンシーたちを遺族に送り届けます。

 

センとホイはチャウ(李海生)率いる強盗団の手下で、役人のバッ(王清河)はチャウ一派と癒着しています。
汚職事件の告発を恐れたバッは役人のギッ(劉家輝)に罪をなすりつけて逮捕しましたが、ギッが脱獄したためチャウたちは血眼になって捜しています。
幽霊でもない限り検問所を突破するのは不可能だとホイが口にすると、センはギッがキョンシーに化けているのではないかと感づきます。

 

チャウたちはキョンシーの安置所に押し入り、ギッを捜します。
術を使わないでキョンシーを動かすと暴れてしまうので、チャウたちはユエンを呼び寄せます。
しかし安置所にギッの姿はありませんでした。

 

女と一緒にいたホイは殺され、チャウたちがホイの遺体を確認すると鷹爪拳を使われた痕跡がありました。
ギッが鷹爪拳の名手だと知っているチャウはギッの仕業だと疑います。

 

残りのキョンシーを送り届けるため橋を渡ろうとすると坊主のキョンシーが突然動き出し、残り2体のキョンシーも逃げ出します。
1体は捕まえることが出来ましたが、もう1体がいなくなってしまったため、やむを得ずユエンがキョンシーになりすまし、フェイが遺族の前で納棺を行います。
棺に釘を打つ前にユエンとフェイは逃げ出します。

 

坊主頭のキョンシーになりすましていたギッが川で水を浴びているとついにチャウたちに見つかります。
濡れ衣を着せられて捕まったギッは脱獄し、チャウたちの悪事を暴くためにキョンシーになりすまして機会を窺っていたのです。
しかしギッはチャウの手下たちの執拗な攻撃を受けて再び捕まってしまいます。

 

ギッのことをキョンシーだと思い込んでいるユエンは連行されて行くギッを見つけると引き渡して欲しいとチャウたちに頼みます。
チャウたちが聞き入れるはずもなくユエンは襲われます。
ユエンはフェイと協力してキョンシー拳を使って闘い、ギッが口を開いたためようやくギッがキョンシーではないことを知ります。
キョンシー拳と鷹爪拳を同時に相手にするのは手強いと感じたチャウ一派は一時退散します。

 

ユエンにはキョンシーを送り届ける使命があるので、ギッは2人に協力して逃げた最後のキョンシーを捜すことにします。

 

再びチャウ一派が現れてユエンたちを襲いますが、何とか逃げ出した最後のキョンシーを見つけます。
バッはキョンシーに掴まれて身動きが取れなくなり、気を失います。

 

ギッはチャウとセンと同時に闘います。
ユエンも駆けつけキョンシー拳を駆使して応戦します。
チャウはユエンのキョンシー拳を封じるために護符が貼ってある衣服を奪ったためユエンは藁を腰蓑にします。
その間にギッはセンを倒し、ユエンはギッと力を合わせてキョンシー拳を使ってチャウを倒します。

 

町へ戻るとチャンは元気に賭博に興じていました。

 

初見ではそんなにハマらなかった作品だったのですが、最近観たら結構面白くてレビューを改訂しました。
特に中盤以降が面白いです(^ω^)

 

真顔でピョンピョン跳ねるリュー・チャーフィーのキョンシー役が滑稽で面白過ぎます( *´艸`)
ピョンピョン跳びはねて移動するのは結構大変らしいです。
お肉を強奪するシーンではもはや走っていました(笑)

 

それにしてもリュー・チャーフィーのキョンシーは美し過ぎる☆彡
そして相変わらずシウキョンさんも顔が美しい(*´▽`*)

 

夜出かけて朝までギャンブルをしているチャン道士のギャンブル狂いっぷりよ…(;^ω^)
カーウィンさん特別出演なので中盤までしか出番が無かった。
最後の最後でまた出て来るんですけどね。

 

ワン・ユーはこういったやんちゃな青年役がよく似合う(^ω^)
最後のシーンは髪型が違って見えたけど、かつら??
あと最後のアクションシーンはセットで撮影されていましたね。

 

ジョニー・チャンがあどけなくて可愛かったなぁ♪
尹發さんもいました☆
陳明偉はキョンシー役だったりチャウ一派の手下役だったり忙しいです(^-^;
そういえば王清河がキスしてたキョンシーって京柱さんかな??
体張ってるなぁ(笑)

 

ワン・ユーがホイの賭博場の階段で後ろ向きに跳ぶシーンがあるのですが、ワイヤーをしないでやっているっぽい。
これ地味に凄いアクションだなぁって思いますね(・o・)

 

キョンシー拳って護符を見て声に出さないと使えない技なんですかね(^^;)??
でもユニークな攻撃で面白いです。

 

本作は1975年の香港映画「マジッククンフー神打拳(神打)」の姉妹編ともいえる作品です。
話の繋がりはありませんが、「神打」の英題が「The Spiritual Boxer」で、「茅山殭屍拳」の旧バージョンの英題が「Spiritual Boxer Part II」となっております。
新バージョンの英題は「The Shadow Boxing」になっていましたね。

 

リュー・チャーフィーが出演されていると「邦題が少林寺系になっちゃう問題」は相変わらずですね(;^ω^)

 

あらすじで使用した役名は広東語の読み方で記載しています。