ゴッド・ギャンブラー2

ゴッド・ギャンブラー2

原題 賭俠

製作 1990年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

王晶バリー・ウォン)監督によるゴッド・ギャンブラーシリーズの第2弾です。
正確にいうと、ゴッド・ギャンブラーの続編ではありません。
チョウ・ユンファ主演の「ゴッド・ギャンブラー(賭神)」の正統な続編は「ゴッド・ギャンブラー 完結編(賭神2)」となっております。
ややこしいんですけどね(^_^;)

 

孟達(ン・マンタ)氏が亡くなったので、哀悼の意を込めて本作をレビューしようかと思います。
達哥は映画出演本数がとても多くて、どの作品にしようか迷ったのですが、コメディ路線に転換した頃の「ゴッド・ギャンブラー2(賭俠)」をチョイスしてみました。


実は本作の前に「ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝(賭聖)」で周星馳&吳孟達コンビで大変人気を博し、シンチーがブレイクした作品なのですが、この作品は日本だとVHS版しか存在せず私は所有していないので、「ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝(賭聖)」の続編的な位置付けである「ゴッド・ギャンブラー2(賭俠)」を今回レビューしようかと思います。

 

正式なシリーズ物ではないのですが、邦題に「ゴッド・ギャンブラー」と名前の付く作品がたくさん存在します。
数が多いので、ここではほんの一部をご紹介。

●ゴッド・ギャンブラー(賭神)
 周潤發主演 1989年

●ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝(賭聖)※監督は劉鎮偉&元奎
 周星馳主演 1990年

●ゴッド・ギャンブラー2(賭俠)
 劉德華主演 1990年

●ゴッド・ギャンブラー3(賭俠2上海灘賭聖)
 周星馳主演 1991年

●ゴッド・ギャンブラー 完結編(賭神2)
 周潤發主演 1994年

 

「賭侠」の異名を持つ凄腕ギャンブラーのトウ(劉德華)は賭神ことコウ(周潤發)の意志を受け継ぎ、ギャンブルで勝った金を慈善団体に寄付するチャリティー活動を行っています。

 

「賭聖」の異名を持つシン(周星馳)は超能力を持っていますが、私欲のためには使えません。
シンの叔父であるダッ(吳孟達)は超能力ではなくギャンブルの技を身につけろと言い、シンはコウから習うことにします。
シンの千里眼(天眼通)を使ってコウを捜しますが途中でパワーを使い果たし、結局コウの居場所は分かりませんでした。
するとダッはコウの弟子であるトウが香港に来ていることを思い出し、シンたちはトウにビデオメッセージを送った後に直談判しに行きます。
カードで勝負したり、催眠術をかけたり、泣き落としを図ったり、様々な手段を講じ、コウに会うまでシンとダッは引き下がりません。

 

コウと対決して現在は服役中の賭博王チャン(鮑漢琳)には義理の息子のハウ(單立文)がおり、ハウはコウの名声を失墜させようとしています。
トウの屋敷にハウが仕向けた刺客が押し寄せ、シンとダッも巻き込まれます。
トウの用心棒をしているロン(向華強)がトウを逃がして刺客と闘います。
次々と刺客を倒し、バイクで屋敷から逃走を図るロンですが、銃撃された車両の爆発に巻き込まれて道路に投げ出され、捕まってしまいます。

 

トウはシンとダッを連れて、昔住んでいた家へ避難します。
ロンの安否は分からず、コウの友人のカミヤマ(鹿村泰祥)が殺されたことを知ります。
シンが透視を使ってロンの居場所を捜し、モンローというバーが見えたので早速向かいます。

 

結局ロンは見つからず、ダッはモンロー(張敏)という女性を口説いて店から連れ出します。
朝帰りしたダッはシンに超能力を分けて欲しいと頼みますが、金儲けに使ったり、女性をたぶらかしたり、汚い言葉を使うとパワーが無くなってしまうので、注意するように警告します。

 

トウたちはハウが賭侠になりすましていることを新聞で知ります。
自分が本物の賭侠であると証明するためにギャンブルで勝負しようとしますが、元手がないのでまずは金を作りに行きます。

 

モンローはギャンブルでバーの常連客たちから金を巻き上げて欲しいとダッに頼み、シンから分けてもらった超能力で大勝ちします。
ガウ兄貴(成奎安)がいる賭博場で勝負をするトウたちですが、ダッが金儲けのために超能力を使ってしまったので、シンの調子が悪くなります。
本領を発揮することは出来ませんでしたが、一応金を作ることに成功します。
しかしシンは超能力が無くなり、これ以上は力になることが出来ないと言います。

 

ダッはハウたちに捕まってしまいます。
金儲けや汚い言葉で超能力が消えることを知っていたハウは、モンローを使ってダッの超能力を無くすように仕向けたのです。
モンローはハウに借金があり、やむを得ずハウに協力したのです。

 

トウは賭侠になりすましたハウに勝負を挑みますが、トウのカードは隠しカメラで盗撮されており、コンピュータが僅かに見える数字の端を解析してトウのカードを予測します。
結局負けてしまい、ロンとダッが人質に取られているため、ハウの悪事を暴くことが出来ず、一旦退散します。

 

トウは改めて1人でハウの所へ向かいます。
ハウはポーカーキングを決める勝負があるとトウに伝えます。
しかし参加には2000万ドルが必要で、トウは少ない元手で金を地道に増やして行きます。

 

シンはロンの妹で警察官のガウ(陳法蓉)と一緒にハウの船へ乗り込み、シンは捕まっているモンローを助けます。
モンローにキスされたシンは超能力が元に戻り、シンはトウと合流します。

 

ハウに仕える超能力ギャンブラーのダイグヮン(程東)はトウたちを妨害しますが、うまくかわしてポーカーキングに参加する資金を捻出します。

 

シンは超能力で隠しカメラを壊し、ダイグヮンの透視をかわしながら勝負を進めます。
どんどん人が脱落していき、トウとハウだけになってしまったので、ダイグヮンとシンがポーカーキングに参加します。
トウが5のスリーカードで挑みますが、ハウは余裕の表情を見せます。
しかしハウがカードをめくると、シンがすり替えたカードになっていました。

 

ダイグヮンはフルハウス、シンはフラッシュで勝負を挑みます。
フラッシュではフルハウスに勝てませんが、シンの手は「ストレートフラッシュ」だったのでシンの勝ちです。
ダイグヮンがカードをすり替えると知っていたので、予めトウとシンのカードをすり替えていたのです。
負けたダイグヮンは汚い言葉を発したため、超能力を失い、去って行きます。

 

勝負に負けたハウは手下を使ってトウたちを襲わせます。
ロンとガウが援護し、ロンは手下のパウ(柯受良)を倒します。
ハウを追いつめると、ハウは自分が賭侠でないことを認め、トウとシンはハウを成敗します。

 

ポーカーキングに勝利し、見事大金を手にしますが、儲けた金は私欲には使えません。
トウたちが話をしていると、そこへ賭神のコウが姿を現すのでした。

 

あ~面白い(´▽`) 最高の娯楽作品☆
「ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝」もブルーレイ化して欲しいなぁ。
香港版だったら存在すると思うんですけどね。
どうしても観たいけど日本でソフト化されていない作品は香港版を買ったりしていますが、日本語字幕が無くて全てを理解するのは無理なので、英語字幕の力も借りて観てたりします(^^;)
私は中国語の書き言葉がほとんど分からないので、繁体字字幕をつけても理解が出来ない(^^;)
話し言葉の広東語字幕だったらかなり助かるんだけどなぁ。
話し言葉と書き言葉が違うなんて、ややこしい言語です( ;∀;)
でも広東語大好き~♪

 

僅かですが、發哥は特別出演でした~♪
やっぱ風格がすごいなぁ(*´∀`*) 素敵すぎるー!!

 

今回、監督の出演は超一瞬でした(笑)

 

達哥は最初のゴッド・ギャンブラーで違う役で出演されています。
まだその時はコメディ色は薄めでした(-ω-)
今回は鼻から麺が出てたり、お腹丸出しだったり、シンチーとのおバカなやり取りが楽しいです(^O^)
周星馳&吳孟達コンビは本当に最高です!!

 

超大物プロデューサーの向華強(チャールズ・ヒョン)
こんな硬派でクールな用心棒にはメロメロだわぁ(*´▽`*)
でも用心棒代、高そうだね(笑)
雰囲気があって素敵な方なのですが、黒社会との関わりがあるそうで。
でも黒社会に関係ある方ってジミーさんとかチャーリー・チャンとか魅力的な方が多い気がする。でも黒社会は怖い(T_T)

 

ロンの妹の役名は「龍九(ロンガウ)」
イングリッシュネームが「Kowloon(カオルーン)」ときたもんだ(笑)
上から読んでも下から読んでも九龍九龍(´▽`)

 

トウの友達のウーグヮイ(黃斌)の広東語役名は「烏鴉(ウーアー)」なのですが、日本語字幕だと何故か「ウーグヮイ」って表記されていました。
「烏鴉(ウーアー)」とは「カラス」という意味です。

 

劇中にクウェート人の男性(Mansook Ahmed)が登場するのですが、ちょうどこの頃は湾岸戦争があったからだそうで。
私はまだ小さかったから全然覚えてないなぁ。
クウェート人の男性は最初のゴッド・ギャンブラーにも出演されています。

 

シンがモンローをイーモンと勘違いしたシーンについて、イーモンとは「賭聖外伝」に出て来た女性で、同じく張敏(チョン・マン)が演じています。
ちなみに張敏は最初のシリーズで、コウの恋人のジャネット役としても出演されています。

 

シンの超能力は人に分け与えることが出来たり、能力が無くなってもキスすると元に戻ったり、一体どんな原理やねん(^▽^;)

 

ダイグヮンに幻覚を見せられるシーンでは「スウォーズマン」や「テラコッタ・ウォリア」のパロディが登場します(笑)

 

アクションシーンでは成家班の黎強根(ロッキー・ライ)や王坤(ポール・ウォン)、あと林迪安(ディオン・ラム)もいました(*^^*)

 

ハウは殺人を犯しても捕まらないようにするために領海内を抜けてから襲いかかって来ましたが、実際、公海上で殺人を犯した場合ってどうなっちゃうんでしょうね??
乗船している船の国の法律が適用されるのかな?