めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

吹き替え文化 PART 2

以前ブログで香港映画の吹き替えについて書きましたが、今回3年ぶりに綴ってみたいと思います(*^-^*)

 

香港映画は90年代半ば頃まで声優さんによる吹き替えが主流でした。
諸説ありますが、よく聞く理由は以下の通りです。

 

●中国語は種類が多いので言語を統一するため。

●声優さんの雇用を確保するため。

●撮影現場は騒音で声を録音するのが大変だったので、アフレコした方が音声が明瞭だったため。これは何とかなりそうな気もするけどなぁ(^^;)

 

あとアクションや武術をする役者さんの場合、アクションをしながら台詞も覚えるのは大変なので、アフレコは負担が減るという話もちらっと聞いたことがあります。
(真偽の程は定かではないです)

 

現在は一部を除いて声優さんによる吹き替えは行われなくなりました。
中国合作とか中国製作だと吹き替え率が高い気がするけど。
やっぱ言葉の壁かな。
話せたとしてもネイティブでないと必ず訛りが出ますからね。

 

生粋のコテコテ広東語、大陸訛りの広東語、英語訛りの広東語、色々な方がいて、それぞれの訛りを聴き比べるのも文化を感じられて大変興味深いです。
私が香港人に広東語で話したら「あ、日本語訛りの広東語だ。」って思われるんだろうなぁ(;^_^A

 

60年代頃の香港には広東語映画と北京語映画が存在していたそうですが、60年代後半頃になると北京語武侠映画が流行し、北京語音声が主流になります。
70年代前半になると広東語でのテレビ番組がヒットし、その後、Mr.BOO!シリーズでおなじみホイ兄弟による広東語映画のヒットにより、香港映画は広東語音声が主流になります。

 

あと思ったのが、ブルース・リーの主演作品も後に広東語の音声を追加したってことなのね。
ドラゴン危機一発(唐山大兄)」が香港で公開されたのは1971年。
広東語版の「ドラゴン危機一発」の劇中でピンクフロイドやキングクリムゾンの曲が使用されていますが、これらの曲が発表されたのは1973年頃なので、後に収録されたということが分かります。

 

ちなみに日本版のDVD/BDでは北京語武侠映画前期の作品は北京語しか収録されていない物が多いですが、現地版だと広東語版が収録されていることが多いです。
片腕必殺剣とか日本版だと北京語しか収録されていないので、広東語で視聴したい方は現地版をお求めになるといいかもしれません。
そのかわり日本語字幕はありませんが…。

 

次回のPART 3ではテーマに沿って書いてみたいと思います。
拜拜~。下次見~(*‘∀‘)