めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

新Mr.BOO! 鉄板焼

Mr.BOO! 鉄板焼

原題 鐵板燒

製作 1984年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

Mr.BOOシリーズでおなじみの許冠文(マイケル・ホイ)が監督・脚本・主演を務めたコメディ作品です。

 

義父(盧海鵬)が営む鉄板焼き屋で働くジョニー(許冠文)は短気な義父と気が強い奥さんのイン(鄒美儀)から毎日いびられています。
義父は路頭に迷っていたジョニーとジョニーの祖父(許英秀)を引き取ったことで恩に掛けています。
ジョニーの義理の従兄弟であるチェー(車保羅)はジョニーの味方で、いつも憂さ晴らしに付き合ってくれます。

 

ある日シーシー(葉倩文)という女性が友人たちと来店します。
ジョニーはすっかりシーシーに心を奪われ接客を始めます。
シーシーの友人のピエール(黎小田)がテニスをするという話を聞き、ジョニーはピエールたちと勝負することになります。

 

ジョニーとチェーはフライパンとたまねぎを使ってテニスの練習をしますが、義父に見つかり怒られてしまいます。
義父は器用にナイフでジョニーの眉毛を剃ることが出来ますが、ジョニーはまだ未熟で眉毛を剃り落とすことが出来ません。

 

試合の日、ジョニーは飼い猫をトイレに連れて行くふりをして家から抜け出し、チェーとテニスコートへ向かいます。

 

早速ピエールたちと試合をしますが、ジョニーたちは全く歯が立ちません。
ジョニーのラケットが壊れてしまい、ピエールは代わりにフライパンをジョニーに渡します。
これで流れが完全に変わり、フライパンを手にしたジョニーは今までのポンコツプレーが噓のようにファインプレーを連発。
ピエールたちが本気になりますが、絶好調のジョニーには勝てず、ジョニー&チェーチームが勝利します。
勝利の余韻に浸りたいところですがこっそり抜け出して来たため急いで家へ戻ります。

 

今度はディスコに遊びに行くことになったジョニーは再び家を抜け出します。
ディスコでピエールたちと小競り合いになりますがジョニーはDJを味方につけてピエールたちをやっつけます。

 

帰り際、シーシーからフィリピンへ遊びに行こうと誘いを受けたジョニー。
結婚してからジョニーとインの間にはなかなか子供ができず、ジョニーは子供を授かるためにフィリピンにいる祈祷師の所に行くと言います。
もちろんこれはシーシーとフィリピンに遊びに行くための嘘です。

 

インは1人で行って来いと言いますが、友人のサリー(葉麗儀)と相談し、結局みんなでフィリピンに行くことになります。
ジョニーの計画は少し狂いましたが、家族の目を盗んでシーシーと会おうと企んでいます。

 

マニラに到着し、ジョニーは祈祷師に会いに行くと言って別行動を開始します。
軍用機で遊覧飛行をするジョニーとシーシー。
しかしポンコツ軍用機はあっという間に海へ墜落します。
操縦士たちはサメに襲われ、ジョニーとシーシーは浜辺まで辿り着き難を逃れますが、現地の部族に金目の物を奪われ、シーシーがさらわれてしまいます。

 

ジョニーは必死に部族を追いかけ、襲われそうになっているシーシーを助けます。
ここで初めてジョニーは相手の眉毛を剃ることに成功します。
部族を倒してほっとする2人ですが、インたちがやって来たのでシーシーを祈祷師に仕立て上げて浮気をごまかします。

 

奥さんにビビるジョニーについに愛想を尽かしたシーシーはジョニーを見限り、チェーを誘います。
まんざらでもなさそうなチェーはシーシーといい感じになりますが、結局チェーもフラれてしまいます。
ジョニーの恋が終わり、帰国して日常に戻ります。

 

おじいちゃんが盗みを働いたとインに詰め寄られ、ジョニーが仲裁に入ります。
インはジョニーを罵って手を上げると、ついにジョニーは堪忍袋の緒が切れてインに手を上げ、挑発してきたサリーにも手を上げます。
インが殴られたという話を聞いた義父は怒りを爆発させ、急いでジョニーの元へ向かいます。

 

ジョニーは怪我をしたおじいちゃんが入院する病院へ行きますが義父がジョニーに詰め寄ります。
すでに眉剃りの技を習得しているジョニーは義父の眉毛を剃り落とすことに成功します。
何があっても動じない義父ですが、眉毛を剃られたことにショックを受けて自暴自棄になり窓から外へ転落します。

 

幸い義父は照明に引っかかり無事でしたが、義父を助けに向かったジョニーが転落します。
運良くジョニーは助かりましたが、今回の件で嫌気が差したジョニーはしばらく家には戻りませんでした。
するとインの態度が激変し、ジョニーを探して欲しいと皆に頼みます。
ジョニーは1度帰宅し、出て行くために荷造りを始めます。
皆が一丸となってジョニーを引き留めますが、ジョニーは聞き入れません。

 

するとインの妊娠が発覚し、出て行けない状況になってしまいます。
インたちが態度を大人しく一変させたため、大威張りのジョニーは再び飲みに出かけるのでした。

 

相変わらずホイ兄貴の表情や仕草が面白いです(^▽^)
タイトルの「鉄板焼」はあまり物語に関係ないような気がしたけど楽しかったです☆

 

弟の阿Samはゴールデンハーベストを退社してシネマシティと契約したので今作品は未出演。
リッキーも未出演となっております。
2人が出演されていないので、最初は寂しいなぁと思いましたが、作品は面白かったです(*^_^*)

 

ひとつ気になったのが今作品の英題について。
原題は「鐵板燒(ティッパンシウ)」でこれは日本語とほぼ同じ意味です。
でも英題が「TEPPANYAKI」なんですよね。
「TEPPANYAKI」って日本語読みですよね?
日本市場を意識したのかな??

 

吹き替え版だとピエール(黎小田)の声は「太平サブロー・シロー」の太平シロー氏が担当しています。
マイケル・ライが彦摩呂氏に見えてしまうのは私だけ?(^▽^;)
ピエールの友達(張俊英)は太平サブロー氏が声を担当しています。
って私は太平サブロー・シローの世代ではないので名前しか分からないんですけどね(^^;)

 

住人に「何をしているの?」と聞かれてジョニーが答えるシーンでは日本語字幕だと「お花見をしている」と書いてありました。
広東語だと花見ではなく単なる景色を見ていると言っていましたが、「花見」と翻訳するのが日本っぽいですね('ω')
ちなみに吹き替え版だと「景色を見てる」と言っていました。
そこはもちろん広川節で「"景色"見てんの、"形式"的に」といったセリフでした(笑)

 

飛行機の中でシートを倒されて怒っていた客は魚頭雲(ユー・タウワン)でした(*‘∀‘)

 

平気で飲酒運転してるし、気に入らないとすぐに銃をぶっ放そうとするし、ギャングじゃないのに義父の暴走ぶりが凄い(;'∀')

 

あんな怖い奥さんだったら浮気したくなる気持ちも分からなくもない(;^ω^)
日本でも最近はだいぶ女性が強くなって来ましたが香港は日本の比じゃないぐらい女性がメチャメチャ強いらしいです。
もちろん人にもよるとは思いますが(^^;)

 

昨今はジェンダーについて話題になることも多いですが、私は「男らしさ」「女らしさ」って大事だと思うんですよね。
もちろん男女で不当な差別をすることはよくないと思います。
誰もが自分の生きたいように生きる社会であって欲しいと思います。
でもジェンダーフリーを推し進めて「男らしさ」や「女らしさ」を無くしてしまうのは違うと思います。
私は「男らしさ」や「女らしさ」も大切な文化だと思っているので尊重して欲しいと思っています。