めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

ディパーテッド

ディパーテッド

原題 The Departed

製作 2006年

めぐちゃんの満足度 ★★★★☆

 

2006年のアメリカ映画「ディパーテッド」を観ました。

 

今作は傑作香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクです。
インファナル・アフェアが面白過ぎて、当初はリメイク版を観る気になれなかったのですが、時が経って、ちょっと観てみようかな~と興味が湧き、レンタルしてみました。
ちなみに日本版リメイクの「ダブルフェイス」はまだ観ていないです。
あれは映画じゃなくてテレビドラマなんですけどね。
機会があれば観てみようかと思います。

 

タイトルの「THE DEPARTED」とは「死者」という意味です。
「depart」は「出発する」という意味なので、「他界する、旅立つ」といったように死を婉曲的に表現した言葉です。
「pass away」も亡くなるという意味ですが、「depart」の方がよりかたい表現になるそうです。

 

監督はマーティン・スコセッシで、有名な作品といえば、「タクシードライバー」「グッドフェローズ」「カジノ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」などなど。

 

潜入マフィア「コリン」を演じるのは「マット・デイモン」、潜入捜査官「ビリー」を演じるのは「レオナルド・ディカプリオ」、マフィアのボスは「ジャック・ニコルソン」が演じております。

 

舞台がアメリカなので、多少設定などが異なりますが、全体の流れとしては大体同じです。
Fワードや下品な表現がかなり多いですけどね(;'∀')

 

オリジナルが傑作だったので比べるのは酷ですが、私は楽しめました☆
原作から大きく逸脱していないので、つまらないということはなかったです。
ただ気になった点もあります。

 

コリンの恋人が原作と違っていました。
原作でいうマリーとリー先生の両方を兼ねているようなポジションです。
これはどうなんだろう?精神科の先生がコリンの恋人になっちゃうと、ビリーとの関係が成立しないような気がするのですが…。
見方によっては二股をかける女性になってしまい、印象が大きく変わってしまいます。

 

あとビリーにとって1番の理解者であるクイーナン警部(原作でいうウォン警視)との関係をもうちょっと描写して欲しかったな。
2人の関係が薄いと、殺された時の悲しみがこみ上げてきづらいと思うんですよね。
ウォン警視が殺されたシーンの衝撃といったらもう…(T_T)

 

そして今作が原作と決定的に異なる点があります。
それは潜入マフィアの苦しみが描かれていないことです。
自分を育ててくれたボスに対する気持ちの変化や、自分の立場に対する葛藤など、潜入捜査官以上に潜入マフィアも苦しんでいます。
善人になることを望み、もがき苦しみます。
自ら死を選んでも、死ぬことは許されず、苦しみは続きます。無間地獄です。

 

原作は単なる潜入捜査官と潜入マフィアによるクライムサスペンス作品ではなく、潜入マフィアの苦悩が大きな焦点となっています。
そこが原作とリメイクの大きな違いかなって私は思いました。

 

興味深かった点を挙げると、途中でチャイニーズマフィアと取引するシーンが広東語でした。
ここで普通話ではなく、広東語を使用しているのは、原作への敬意を表しているのかな。これは地味に嬉しかったです(*^^*)

 

と、私が観た感想はこんな感じです。

 

話はそれますが、傑作香港映画といえば、林嶺東監督の「友は風の彼方に(龍虎風雲)」
こちらはリメイクではなく、インスパイアといったほうがいいでしょうか。
1992年、クエンティン・タランティーノ監督によって製作されたアメリカの映画「レザボア・ドッグス」です。

 

オリジナルを観てからわりとすぐに観たんですけど、面白い作品です。
下品な表現が多いですけど(^^;) パルプフィクションよりはマシかしら。

 

でもやっぱり私はオリジナルが大好き。發哥と李Sirが大好き(*´з`) 都係我鍾意港片㗎♪