めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

タイガー・コネクション

タイガー・コネクション

原題 洗黑錢

製作 1990年

めぐちゃんの満足度 ★★☆☆☆

 

袁和平(ユエン・ウーピン)監督、甄子丹(ドニー・イェン)主演のクライムアクション映画です。
原題の「洗黑錢(サイハッチン)」は「マネーロンダリング資金洗浄)をする」という意味です。

 

アメリカから700万ドルを持って香港に入国したデイビッド(吳大維)とケント(李家聲)は弁護士のワイズ(威龍)にマネーロンダリングを依頼します。
しかしワイズは預かった金を強奪しようと目論み、部下を使ってデイビッドとケントを襲わせます。
元警察官のドラゴン(甄子丹)は離婚調停のために弁護士のマンディ(關之琳)の事務所を訪れており、逃げるケントと遭遇します。
ドラゴンは助けに入りますがケントは殺されてしまいます。

 

700万ドルの行方が分からなくなり、ワイズの部下は現場にいたマンディを付け狙います。
ワイズの恋人で弁護士のペティー(鄭裕玲)はワイズがマネーロンダリングを請け負っていたことを知ってしまい、違法行為を咎めますが、ペティーが邪魔になったワイズは殺し屋を使ってペティーを殺害します。

 

病院へ搬送される救急車の中でマンディとトラブルになったドラゴンはマンディの後をつけます。
マンディは部屋でペティーの遺体を発見し、ペティーは死ぬ前に警察に通報していたため、警察官のヤン(楊麗青)がやって来ます。
現場にはペティーを殺害した犯人がおり、ヤンは犯人の左肩を銃で撃ちます。
殺人犯だと勘違いされたドラゴンとマンディは手錠で繋がれたまま逃走し、指名手配されます。

 

ドラゴンとマンディは事件の手がかりを持つデイビッドに接触しますが、ワイズの部下たちに襲われます。
ドラゴンは部下たちを倒しますが結局ワイズに捕まり、ドラゴンは金の在り処を問われ拷問されます。

 

ワイズから逃げ出したドラゴンとマンディはドラゴンの元同僚であるタク(周景陽)に助けを求めますが、金に目が眩んだタクはワイズにドラゴンたちの居場所を教えます。

 

ヤンがワイズの事務所を訪れると、左肩を負傷したワイズの秘書のリョン(梁林玲)を見てペティーを殺した犯人だと確信。
しかし用済みになったリョンもワイズの部下によって殺されます。

 

デイビッドは何としても700万ドルの入ったアタッシェケースを見つけ、ボスのチウ(羅烈)に届けようとしており、ドラゴンは関わりたくない様子でしたがデイビッドに協力することにします。
マンディはエレベーターから出て来るケントを見た時に何も持っていないことを思い出し、エレベーターを調べることにします。
読み通りエレベーターの裏側からアタッシェケースを見つけ、デイビッドはチウに金を届けますが、すでにワイズがチウを殺害。
デイビッドはワイズと闘いますがデイビッドは殺されてしまいます。

 

マンディはデイビッドが手に握っていた紙を見つけ、紙にはブツの取引の情報が書かれていました。
ドラゴンの前にマフィア(John Salvitti)が現れ、死闘の末にドラゴンはマフィアを倒します。

 

ドラゴンはタクと協力して取引が行われる倉庫に乗り込みます。
ドラゴンはマフィア(Michael Woods)を倒しますが、タクがワイズに追いつめられ、ドラゴンがワイズと闘います。
マンディも駆けつけ、協力してワイズを倒します。

 

アクションはめっちゃイイです!!ドニーキックかっこいい(*´▽`*)

 

でも…ストーリーに関してはいくつか引っかかる点があります。

 

マンディはデイビッドと面識が無いはずなのにドラゴンの家でマンディが「デイビッドが手がかりを持っているかもしれない」みたいなことをいきなり言い出すんですよね。
観ている限りマンディとデイビッドが接触した描写が無いので、マンディがデイビッドのことを知っているのは腑に落ちないです。

 

あといつの間にかデイビッドがワイズの裏切りを知っていたのも不可解。
裏切りを知るシーンが全く描写されていないので、いつ知ったんだよ!!って寝耳に水状態です。

 

ドラゴンの元同僚のタクは金に目が眩んでドラゴンたちを裏切るんですけど、最後のシーンで命をかけてドラゴンに協力しているんですよね。
もし裏切り者だという設定にするなら途中でタクの心情の変化の描写が無いと、命をかけてドラゴンに協力することに説得力が無いと思います。
いきなりドラゴンを裏切っていきなりドラゴンに協力しているので、タクのキャラクターがブレてしまっています。
いっそのことタクが裏切り者だという設定は無しにして、ドラゴンの信頼出来る相棒っていう設定でいいと思うんですよね。
そうすれば最後のシーンで命をかけて協力するというのも納得出来ますし。

 

後半ではドラゴンとマンディが無くなった700万ドルを探すためにデイビッドに協力してたけど、それって犯罪に使おうとしたお金ですよね??
辞職したとはいえ警察官と弁護士が犯罪のお金を探すためにデイビッドに協力するってどうなのよ(;'∀')
あとドラゴンは警察を辞めているのに手錠の鍵を自宅に保管していたけど、手錠の鍵って一般人が持っていては駄目ですよね??

 

ティーはワイズの違法行為を知った時にワイズを問い詰めていたけど、危険だよ(;゚Д゚)
絶対殺されちゃうじゃん!
正義感や弁護士としての使命感からワイズを法律で裁こうと考えたのかなぁ。

 

ドラゴンがワイズの部下に電気ショックを与えるシーンで、感電している様子が視覚的に表現されていたけど、あれだとコメディだよ(笑)
何故か「夜のヒットスタジオSUPER」のラッピングバスが登場していましたね。何でだろう??

 

仇雲波(ロビン・ショウ)は今作のクレジットに基づき、「威龍」と表記しました。

 

実はラストの闘いのシーンは別バージョンが存在して、私が日本版で観たのは「ドニー・イェンVSロビン・ショウ」の闘いでしたが、「シンシア・カーンVSロビン・ショウ」の闘いのバージョンも存在します。
シンシア・カーンは美人でアクションが素晴らしくて私は大好きなんですけど、今回はドニー様が主役なので、前者のラストの方がいいかな(*'ω'*)
でも最後はドラゴンじゃなくてマンディが止めを刺すんですよね、そこはドラゴンじゃないのか~い(;゚Д゚)