蜀山奇傅 天空の剣

蜀山奇傅 天空の剣

原題 新蜀山劍俠

製作 1983年

めぐちゃんの満足度 ★★★★☆

 

徐克(ツイ・ハーク)監督、元彪(ユン・ピョウ)主演のファンタジーアクション作品です。
本日は元彪の65歳の誕生日なので出演作品をレビューしてみました(*^^*)
毎年恒例になっています(笑)

 

五胡十六国時代、西蜀兵のメンケイ(元彪)は国同士の争いに嫌気が差していました。
東蜀兵のフェイ(洪金寶)もメンケイと同じく争いに反対していましたが、2人は迫り来る兵たちに追い詰められ、メンケイは崖から落下します。

 

崖の下で洞窟を見つけたメンケイが中へ入ると妖魔に襲われ、剣士のデン(鄭少秋)に助けられます。
メンケイは戦乱の世を救って欲しいとデンに頼み、弟子入りを志願しますが断られます。

 

メンケイたちの前に和尚のヒュ(劉松仁)とヤッチャン(孟海)が現れます。
デンと同じく血魔を退治するためにやって来たヒュたちですがデンとは折り合いが悪く、ヒュはデンと協力することを拒みます。

 

4人は近くの寺の中へ入ると魔教護法と呼ばれる集団に襲われます。
デンが率先して闘い、魔教護法たちは逃げ出します。

 

しかし一難去ってまた一難、ついにデンたちが追っていた血魔が現れ、ヒュが血魔にやられて負傷します。
メンケイも血魔に襲われますが、老人の長眉道人(洪金寶)が現れてメンケイを助けます。

 

長眉道人は血魔の魂を魔力で封じ込めますが、動きを止め続けるには限界があります。
長眉道人はイエケイ(翁倩玉)が紫青双剣という血魔を倒せる武器を持っていると言い、イエケイがいる天刀峰に向かうようメンケイに指示します。

 

デンは血魔にやられたヒュを治療しますが手に負えず、治療が出来る城主(林青霞)がいる仙城へ向かいます。
城主が現れると、メンケイの失言により城主を怒らせ、メンケイは気を失ってしまいます。
デンは気絶したメンケイに気を送り、メンケイは目を覚まします。

 

城主はヒュの治療を引き受けてくれますが、ヒュに侵された血魔の毒を治癒するのに気力を使い果たします。

 

仙城を後にした一行。
デンは武器を持っていないメンケイに剣を授けます。
しかしメンケイが剣を抜くと、剣に潜んでいた血魔の毒によってデンが毒に侵されます。
メンケイはデンを治療するため再び仙城へ向かいます。

 

仙城には規則があり、すんなりと城主と会うことが出来ません。
これに憤るメンケイですが、城主は姿を現し、デンの治療を行います。
しかし気を消耗している城主はこれ以上気を使うと命に関わります。

 

毒に侵されたデンは暴れ出し、手に負えなくなった城主は城を氷漬けにして封印します。
メンケイとヤッチャン、そして城主に仕えていた女性ヨクラン(李賽鳳)は城から脱出しますが、ヤッチャンの師匠のヒュは城と共に氷漬けになってしまいます。

 

メンケイは長眉道人から聞いた紫青双剣のことを思い出し、ヤッチャンとヨクランと共に天刀峰を目指します。

 

天刀峰に辿り着くと鎖で拘束された老人ティンドウ(徐少強)が現れます。
ティンドウは魔界の境目で見張りを行っており、紫青双剣を持っているイエケイの居場所を教えてくれますが、血魔に乗っ取られたデンが姿を現します。

 

ティンドウはデンを魔界に入れないように抵抗し、メンケイは剣でデンに立ち向かいますが効かず、魔界に吸い込まれそうになります。

 

ヤッチャンはメンケイを救出するとイエケイが現れ、メンケイとヤッチャンは紫青双剣を授かります。
紫青双剣は天と地、そして人の心が一体になることで威力を発揮するので、2人は精神を集中させます。

 

イエケイの魂と一体化したメンケイとヤッチャンは紫青双剣を駆使して血魔と化したデンに立ち向かいますが、血魔の魂を封じていた長眉道人は限界を迎え、血魔が復活します。
血魔の復活によって増大する力を恐れた城主は自らの命を犠牲にしてデンを滅ぼします。
メンケイとヤッチャンは精神を集中させると紫青双剣の最大の力を持って血魔を倒します。

 

元彪の主演作としては4作目の作品となります。
この作品は香港映画にハマり始めた頃に観たので随分前になるのですが、レビューのため久々に観ました。
私はアニメやゲームのファンタジーはわりと好きなのですが、実写のファンタジー作品があまり得意ではなくて、楽しめるかなぁって当初は不安でしたが、なかなか楽しめました(*‘∀‘)
結構コミカルなシーンもあります。

 

ワイヤーアクションやSFXを使用したファンタジー作品で、当時としては画期的だったのではないでしょうか。
現在はCG技術が物凄く発達しているので、現在の作品と比べてしまうと鮮明さなどは欠けるのですが、こういった原始的なワイヤーアクションは実際に役者さんやスタントマンの方が動いているので、CGよりも現実感があるように感じます。
仙城と呼ばれる氷の城で一斉に何十人もの人たちがワイヤーで飛び上がるシーンは見応えがありました。

 

本作は中国の小説「蜀山劍俠傳」が原作になっているそうです。
2001年に製作されたツイ・ハーク監督による「天上の剣 The Legend of ZU(蜀山傳)」という作品もあるのですが、こちらは未観賞です。

 

マン・ホイはこの頃20代半ばなのですが、童顔なので10代と言われても違和感がない。
カワイイです(*^ω^*)

 

ブリジット・リンは美しいですね(*^^*)
ちょっとツンデレな城主なのです☆
デンとちょっといい雰囲気になるのがイイ♪

 

ジュディ・オングも綺麗ですね。
ちなみに「翁倩玉(ウォン・チェンユー)」とは「ジュディ・オング」のことです。
私はこの作品を見てジュディ・オングの漢字を初めて知りました(^^;)
日本で活躍されていたのでご存じの方も多いかと思います。
私は世代が違うのですが、歌が有名なので一応存じ上げております。
やっぱ「魅せられて」の衣装がインパクトあるよね(・∀・)

 

そして可愛い可愛いムーン・リー♪
今作は映画出演2作目なのですが、堂々とした立ち振る舞いであります。

 

魔教護法役を演じていたのは元奎さんとハックオンさんで、思ったより出番が短かったなぁ(^-^;

 

サモは今回、東蜀兵役と長眉道人の2役をされていました。
あと監督のツイ・ハークは終盤で兵士役として出演されています。

 

主題歌は出演もされているアダム・チェンによる「黃帝子孫」なのですが、日本盤のDVDには著作権の問題なのか収録されていません。
残念です…。

 

邦題の「蜀山奇傅 天空の剣」の「傅」という字は「傳」という異体字が存在しますが、今回は「傅」で表記しました。