めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

Mr.BOO! インベーダー作戦

Mr.BOO! インベーダー作戦

原題 賣身契

製作 1978年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

許冠文(マイケル・ホイ)監督のコメディ映画です。
シリーズ物ではありませんが、日本ではMr.Booシリーズの第2弾として公開されました。

 

ジーマン(許冠文)はマウステレビ局に所属するテレビタレントですが、8年経っても全く売れません。
ジーマンの弟のティンガイ(許冠英)は発明家で、笑いガスが出る装置や音に反応するテレビなどを開発しています。

 

前製作局長がいなくなってしまった為、ウォン(鮑翠鈴)が新しく製作局長に就任しますが、相変わらずテレビ出演がないジーマン。
ある日、キャットテレビ局から司会の仕事の依頼が来てジーマンは引き受けます。

 

ジーマンが司会を務めたクイズ番組は大ウケし、キャットテレビの社長(李鵬飛)はジーマンと契約を結びたいと持ちかけますが、まだマウステレビ局との契約が残っているので解約する必要があります。
局長のウォンに解約を申し出るジーマンですが、ウォンは解約を認めてくれません。

 

ジーマンの契約書は金庫に保管され、金庫の番号が書かれたカードを拾ったジーマンはティンガイと協力して金庫を開けようとします。
ティンガイが窓から落下しそうになったりトラブルもありましたが、何とか金庫を開けることに成功します。

 

しかし部屋にいたオウムがしゃべり出し、局長の部下であるフック男(鄭富雄)はオウムの声を聞いて金庫のある部屋に入ると、2人は急いで隠れます。
ティンガイは金庫の中に隠れますが、フック男が鍵を閉めてしまったので金庫の中に閉じ込められてしまいます。
急いでティンガイを助けようとするジーマンですが、フック男に見つかり慌てて逃げ出します。

 

ホテルに逃げ込んだジーマンは、サイギッ(許冠傑)とサイギッの妹のリンリン(劉娟娟)が開催しているマジックショーに乱入し、執拗に追ってくるフック男から必死で逃げます。
何とか逃げ切ったジーマンですが、1人では金庫を開けられないのでサイギッに金庫を開けて欲しいと頼みます。

 

サイギッとマウステレビ局へ行き金庫を開けますが、中にティンガイはおらず、ウォンたちに捕まっていました。
ウォンは契約書を返すようジーマンを脅迫しますが、ジーマンは隙をついてティンガイと逃げ出します。

 

サイギッはウォンの部下である眼帯男(楊威)に追われ、トウトウシン(Russell Cawthorne)が行うマジックショーに紛れ込んだり必死に逃げます。
サイギッはテレビ局の中を逃げ回り、最後は眼帯男がセットのサメの口の中にダイブして追いかけっこは終焉します。

 

一方でジーマンは生放送の収録現場に紛れ込みます。
追って来たフック男がなかなか手を出せずにいると、ティンガイが笑いガス装置を投げ込み、会場は笑いに包まれます。
客が笑っているのを見たマウステレビ局の社長(陳景祥)は番組がウケているのだと勘違いします。

 

皆が笑い転げている隙にジーマンは逃げようとしますが、フック男に足を攻撃されてしまいます。
しかし番組のセットが倒れて来てフック男は下敷きになりこちらの追いかけっこも終焉を迎えます。

 

結局ウォンも視聴率を取れず、製作局長を解任。
サイギッは失業し、シンガポールに行くため荷造りをしていると社長が現れ、ジーマンたちの面白さに目をつけた社長は是非プロデューサーになって欲しいと持ちかけます。

 

早速役員会議が行われ、ティンガイは開発したテレビを披露します。
テレビの内容とシンクロして現実に同じことが起きるというテレビで、これを気に入った社長は契約書にサインするように求めますが、契約書には何も書かれていません。
これを見たサイギッたちはサインを拒否するのでした。

 

何も書かれていない契約書にサインなんか怖くて出来ません(;´∀`)

 

面白い作品ですがブラックユーモアが強烈です(笑)
視聴率が取れないプロデューサーが次々と身投げしたり、トウトウシンが手品の鳩を焼き鳥にして食べたり、クイズ番組のシーンではリーさん(鄭少萍)がお金に目が眩んで旦那さんの命より油田を選んだり(;'∀')
このクイズ番組のオチのシーンはさすがにブラック過ぎたのか日本語吹き替えが存在しません(^^;)

 

相変わらず災難続きの冷面笑匠のホイ監督は大量の接着剤を浴びてベタベタになったり、タイヤの内側に入ってゴロゴロ転がったり(これはおそらく吹き替え)、看板の電気でビリビリ感電したり、大変です(^^;)

 

ティンガイがジーマンのシャツの袖をホチキスで止めるのウケた(笑)

 

トウトウシンのマジックが胡散臭いのも楽しい( *´艸`)
発射台から矢が飛び出すマシンは起動がゴムぱっちんというアナログさ!!

 

キャットテレビの社長は吹き替え版だと田中角栄のモノマネをします(笑)

 

今回、マイケル・ホイの役名が「薛志文(シット・ジーマン)」、リッキー・ホイの役名が「薛志英(シット・ジーイェン)」サミュエル・ホイの役名が「朱世傑(チュー・サイギッ)」となっていて、最後の一文字はみんな本名ですね。
劇中ではリッキーは「食用カエル」を意味する「田鷄(ティンガイ)」と呼ばれていましたけどね。
ホイ監督とリッキーの役名って、プランニングの「薛志雄(ルイス・シット)」から拝借しているのかな??

 

主題歌は映画のタイトルと同じ、サミュエル・ホイによる「賣身契」です♪
劇中でも阿Samの「杯酒當歌」「故苑懷舊」「飲勝」「今宵」などが流れます♪
ちなみに冒頭で「杯酒當歌」を歌っている外国人風歌手の男性は阿Samです♪