めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

男たちのバッカ野郎

男たちのバッカ野郎

原題 精裝追女仔

製作 1987年

めぐちゃんの満足度 ★★★★★

 

王晶バリー・ウォン)監督、周潤發(チョウ・ユンファ)主演のラブコメディ作品です。

 

今回レビューする「男たちのバッカ野郎(精裝追女仔)」は「精裝追女仔シリーズ」の第1作目の作品で、邦題からお分かり頂けるように「男たちの挽歌」のパロディ作品です。
本作は以前レビューした「インファナル・アンフェア 無間笑」に比べるとパロディ濃度は薄めですが、随所に「男たちの挽歌」を連想させるような演出が施されています( *´艸`)

 

整備工のファッチャイ(周潤發)、ミニー(曾志偉)、ライト(陳百祥)はケン(馮淬帆)が経営する自動車整備会社で働いています。

 

ホーと名乗る男が雇って欲しいと頼みにやって来ますが、ケンはホーの頼みを断り、タクシー代だけ渡して追い返します。

 

ファッチャイにはマン(張敏)という恋人がいますが、デートの時はいつもマンの母親のディウ(梁珊)が同行します。
ディウ夫人は堅物で、彼氏のファッチャイをあまり快く思っていません。

 

ディウ夫人の誕生日パーティーに参加するファッチャイと同僚のミニーたち。
ディウ夫人の機嫌を取りながら自分を良く見せようと猫を被ってきたファッチャイですが、ディウ夫人を怒らせてしまいます。
我慢の限界を迎えたファッチャイはプレゼントのケーキをディウ夫人の顔面に食らわせ、これが原因でマンとは破局してしまいます。
失恋のショックで項垂れるファッチャイを慰めるため、ケンたちは旅行へ行くことを提案します。

 

旅行先のマラヤでトントン(張曼玉)とマンチー(蔣麗萍)という2人の女性と出会います。
ファッチャイをお金持ちのお坊ちゃまに仕立て上げ、2人をナンパすることにします。
トントンたちは4人を怪しみながらも、まんざらでもない様子です。

 

トントンたちと良い雰囲気になりますが3日目の朝、旅行ガイド(王晶)がトンズラし、突然香港へ帰らなくてはいけなくなります。
ライトは香港に帰国する前にトントンから連絡先を聞きます。

 

4人は帰国し、いつもの日常に戻ります。
オイル交換に来たディスコのオーナーのケニー(陳欣健)からパーティー券を貰ったケン。
ケンからチケットを譲ってもらったファッチャイはトントンをディスコに誘います。

 

ディスコには多くのカップルが来店し、余興を楽しみます。
そこでチウ(翁世傑)という金持ちの男がトントンに目をつけます。

 

お互いにお金持ちのふりをしているファッチャイとトントンは気取るのは疲れると本音を漏らします。

 

トントンとマンチーは美容サロンに勤めており、がめついサロンのオーナー(上官玉)は体が縮んでしまう恐ろしい液体である収縮水の販売を強制的にマンチーたちに押し付けます。
マンチーはデートをする代わりにミニー、ライト、ケンに収縮水を買わせます。

 

チウはトントンを自分の女にするため、ファッチャイやトントンを徹底的に調べ上げます。
ファッチャイが金持ちではないことを知ったチウはトントンとマンチーをケンのガレージに立ち寄らせ、トントンはファッチャイが嘘をついていたことを知ります。
しかしファッチャイもトントンが金持ちの令嬢ではないことを知ります。
お互い騙し合っていたファッチャイとトントンは話し合いますが、売り言葉に買い言葉、結局仲直りは出来ませんでした。

 

チウの師匠(姜中平)は7歩歩くと気絶してしまう「七歩失神丸」という薬をチウに渡します。
チウはこの薬をトントンに飲ませようと企みます。

 

ファッチャイたちがガレージに戻ると怪しい白い粉があり、すぐに警察がやって来て4人は捕まってしまいます。
チウが罠にハメたのです。
しかしホーが現れて保釈金を払ってくれたため、4人は保釈されます。

 

チウが主催するパーティーが行われている邸宅へ侵入するファッチャイたち。
チウはトントンとマンチーのグラスに七歩失神丸を入れて2人を気絶させ、その間に風呂に入ります。
ファッチャイ以外の3人は石膏像になりすましてチウと闘いますが、チウの子分たちにやられてしまい、捕まります。

 

頼みの綱はファッチャイだけとなり、どうにかチウに七歩失神丸を飲ませますが、ファッチャイもチウに七歩失神丸を飲まされてしまいます。
互いに6歩動いたので失神寸前に。
そこへチウの飼い犬が現れ、飼い犬に舐められたチウが先に倒れ、ファッチャイが勝ちます。

 

しばらくするとトントンとマンチーが目を覚ましますが、トントンたちに駆け寄ろうとしたファッチャイが7歩動いたので気絶します。
その間に警察が駆けつけ、チウは連行されます。
その後、意識を取り戻したファッチャイはトントンと仲直りし、後に結婚することになりました。

 

王晶ワールド全開ですな(´∀`)
ツッコミ所満載でしょうもないんだけどやっぱ楽しい!!
本家のファンとしてはパロディが凄く嬉しい♪
香港映画に興味ない人からしたら、この映画の何が面白いの?って言われそう(^^;)

 

序盤でさっそく狄龍様が演じていた「ホーみたいな人」が現れます(笑)

 

ファッチャイがミニーの頭を小突いて怒るシーンもパロディです( *´艸`)
チョウ・ユンファ演じるマークがクラブでホーとシンに昔話を語るシーンですね。
發哥は自分が演じた役を、目の前でエリック・ツァンが演じているのをどんな心境で見ていたんだろう(笑)

 

ディウ夫人の誕生日パーティーのシーンは楓林閣のパロディです( *´艸`)
ちゃんと「免失志」も流れます♪
マークらしき男が植木鉢に銃を隠しながら部屋にやってくるのですが、演じているのはチョウ・ユンファ本人です( *´艸`)
まさかご本人に演じさせるとは(^^;)

 

王晶の旅行会社は食事はまともに出ないし、バスが満席でミニーはバスの車体の上に乗せられたり、他の客と強制的に相部屋にさせられたり、しまいにはガイドがトンズラするというひどいツアーです( ;∀;)
トントンの父親役で王晶のお父様、王天林(ウォン・ティンラム)も出演されていました♪

 

ライトたちが恋愛相談コーナーのラジオパーソナリティーになりすまして真剣に恋愛相談をするケンをからかったり…って何故気づかんのじゃ(笑)

 

体が縮んでしまう収縮水は「インファナル・アンフェア 無間笑」にも登場しましたが、危険過ぎるわ(;'∀')
そんなもん売ったらアカンがな!!

 

ディスコで顎の下にオレンジを挟んで手を使わないで相手にパスするというシーン、發哥の前後は羨まし過ぎる(*´Д`*) ドキドキ♪
あと陳Sirが出演されているとは思わなかった!
いい男だわ~(*´▽`*) ダンディ過ぎる!!!

 

それにしても収縮水とか七歩失神丸とか怪しい薬ばっかり出てくるなぁ(;'∀')
てか、女の意識を失わせてその隙に襲うなんて、最低だよ!!

 

ラストの20年後の話は舎弟のシンがマフィアのトップに君臨した時のパロディです。
チウが片脚を引きずって洗車をしていて、そこへマフィアのボスとなったミニーが幹部を引き連れてビルから出て来ます。
20年の間に一体何があったんだミニー!!?てか全然老けてない(笑)
最後の最後で最高のパロディキタ――(゚∀゚)――!!
しかも部下役にフィオンさんが出演されているのが嬉し過ぎる(*^^*)

 

物凄いどうでもいい話ですが、今年の初夢に李Sirが出て来てメッチャ嬉しい♪
私は何かの事件の証人で、李Sirから事情聴取されているという内容。
優しい感じの取り調べ方で最高だったわ~(*´▽`*)
本当どうでもいい話だわ( ̄□ ̄lll)