港片迷阿欣

大好きな香港映画の感想を書いているブログ(ネタバレあり)

バスター・キートン

ジャッキーをきっかけに改めてバスター・キートンの作品を観るようになったのですが、めちゃめちゃ面白いです(*'▽'*)

 

初期のキートンはまだ主役ではなくて、キートンの師匠であるロスコー・アーバックルが主演を務める作品に出演されていました。

 

キートンといえば卓越したスタントアクションの他に徹底した無表情が特徴なのですが、アーバックル主演の作品に出演している時代は笑顔や泣き顔などを見ることができます。
これがもうめっちゃカワイイ(*´▽`*)
その後、キートンが独立して監督・主演を務めるようになり、徹底した無表情というスタイルを確立します。
あの無表情にもキュンとくるんですよね(*´з`)

 

改めて驚いたのがアクションレベルの高さ。
カートゥーンのような動きで繰り広げられるスラップスティックコメディは驚異的であり、圧巻です。
ジャッキーがキートンの影響を受けたのが分かる気がする。
至るところにジャッキーがインスパイアされたであろうシーンが散見されます。

 

 

キートンだけではなく、通称ファッティと呼ばれるアーバックル(日本語だとデブ君)も太っているのに動きはめちゃめちゃ機敏です。
まるでサモハンのようです。
アーバックルの従兄弟のアル・セント・ジョンもアクロバティックなアクションを得意としていて、アーバックルがサモハン、キートンがジャッキー、ジョンがユンピョウ、なんて勝手に思ったりしています(笑)
ジョンはわりと悪役が多いんですけどね。


※英語版のウィキペディアだと従兄弟ではなくて甥と記載されていましたが、アーバックルとジョンって5歳しか年が離れていないので、従兄弟というのが自然なのかな。
それとも年が近い甥という可能性も?