漫画家の鳥山明氏が急性硬膜下血腫により逝去されました。
享年68歳。
鳥山先生がいなかったらドラゴンボールは誕生していない。
ドラゴンボールが存在しなかったら私は香港映画に出会っていなかったかもしれない。
私が香港映画にハマったのは鳥山先生がカンフー映画を好きだったことがきっかけです。
私は子供の頃からドラゴンボールが大好きでしたが、幼い当時はカンフー映画の存在をほとんど知らず、ブルース・リーやジャッキー・チェンの名前は聞いたことがあるぐらいの認識でした。
大人になってから改めてブルース・リーの名前を鳥山先生の対談記事で目にすると、こんなに面白い漫画の原動力となったカンフー映画というのはさぞ面白いのだろうということでカンフー映画を観賞してみようと思い、ブルース・リーの「ドラゴン危機一発」を観ました。
ドラゴン危機一発は私が初めて観たカンフー映画です。
しかしドラゴン危機一発を観た私は正直そんなにカンフー映画が面白いとは思いませんでした。
それなら次はジャッキー・チェンの作品を観てみようと思い、「ドランクモンキー 酔拳」を観た私は邦画でも洋画でも味わったことのない香港映画の世界観に魅了され、すっかり香港映画の虜になってしまいました。
ここから先はもう香港映画沼ですよ、港片迷ですよ。
世代的に物心がついた時にテレビアニメで観ていたのはドラゴンボールZなんですよね。
実は私とドラゴンボールの出会いはあまり好ましいものではありませんでした。
私はテレビアニメでドラゴンボールの存在を知ったのですが、その時に放映されていたのが人造人間編で、人造人間20号(ドクター・ゲロ)と人造人間19号が町の人々を襲うシーンが子供の時は凄く怖くて、最初はドラゴンボールがあまり好きではなかったんですよね。
その後、週刊少年ジャンプを買うようになってドラゴンボールを読み始めたらとても面白くてハマってしまい、再放送で少年時代の孫悟空編から録画して観ていましたね。
劇場版もほとんど観ていますし、世間一般に評価の芳しくないドラゴンボールGTも私は好きです。
ちなみにドラゴンボールで好きなキャラクターはベジータと人造人間18号です。(ツンデレ好き)
アラレちゃんに関してはリアルタイム世代ではありませんが、後になってアニメを観ていますし、リメイク版のアニメも観ました。
あと鳥山先生といえばドラクエですよね。
スライムのキャラクターデザインは神。
シンプルで洗練されたあの形は天才にしか生み出せません。
今は全くゲームをしないので新しいドラクエは分からないのですが、当時ドラクエは遊びまくりました。
私が好きなドラクエは「SFC版の3」「FC版の4」「SFC版の5」ですね。
遊びだすとやり込むタイプなので、ちいさなメダルもコンプしますし、職業もコンプ、全員レベルMAXでラスボスをフルボッコ、逆に低レベルチャレンジや勇者一人でゾーマを倒して達成感を得たり、本当に没頭していました。
鳥山先生の漫画は私の青春。
そして香港映画を知るきっかけにもなりました。
鬼籍に入るには若すぎて大変残念です。
謹んでお悔やみ申し上げます。