めぐちゃんの香港映画感想ブログ

ネタバレおもいっきりあります。

愛と銃弾の掟

愛と銃弾の掟

原題 赤膽情

製作 1988年

めぐちゃんの満足度 ★★★★☆

 

陳會毅(ビリー・チャン)監督、李修賢(ダニー・リー)主演のノワール作品です。

 

凶悪犯が潜伏するアジトを取り囲む捜査員たち。
リー(李修賢)が捜査指揮を執り、催涙弾を撃ち込むと凶悪犯たちが姿を現し、逃走します。
銃撃戦になり、捜査員が亡くなります。
殉職した捜査員の妻は、リーの妻であるジェニー(鄭裕玲)の友人で、捜査員の死にショックを受けたジェニーは家を出て行ってしまいます。

 

逃走したのは凶悪犯のラウ(林威)とラウの妻であるシャオ(王小鳳)です。
夫婦は共に凶悪犯ですが、妻のシャオは妊娠しています。

 

リーたちは逃走しているもう1人の凶悪犯ホン(成奎安)を追います。
ホンは盗品売買を行っていて、リーは警察官の素性を隠してホンに接触し、取引を行います。
取引は成功しますが途中で警察官だとバレてしまい、ホンはリーを拘束。
リーは隙をみてホンを射殺します。

 

逃走の際にリーに左腕を撃たれたことがきっかけで高熱を出したシャオ。
ラウはシャオを病院へ連れて行きますが、医者に逃亡犯だと気づかれ、ラウは薬を奪って逃げます。

 

ラウが資金を工面するために空港で強盗を行うという情報を情報屋から入手します。

 

多忙なリーですが1人息子のホー(張繼聰)の誕生日には自宅で過ごし、ホーの誕生日を祝います。
忙し過ぎて家庭を顧みず、さらに警察官という危険な仕事は心休まる暇がないとリーに不満をぶつけるジェニー。
ジェニーは転職を求めますが、リーは警察官以外の仕事はできないと説得します。

 

情報屋の言う通り、ラウ夫婦は空港で強盗事件を起こします。
その後タクシーを乗っ取って逃走しますが、シャオが産気づき、ラウは途中でタクシーを停車させて医者(金興賢)を呼びます。

 

シャオはタクシーの中で出産しますが、出血が多く危険な状態に陥り、さらに捜査員たちもやって来ます。
ラウは生まれたばかりの赤ん坊を医者に預け、シャオを病院へ連れて行こうとしますが、シャオは病院へ到着する前に死んでしまいます。

 

ラウは預けた赤ん坊を探しに病院へやって来ますが、赤ん坊もすでに亡くなっていました。
赤ん坊が亡くなったことを知らないラウは病院内をうろついていると捜査員たちに見つかり、リーに会いに来たジェニーとホーを見たラウはホーを連れ去ります。

 

ホーを人質にされ手が出せないリー。
ラウはホーを解放したければ赤ん坊を連れてこいと要求します。
すでに赤ん坊は亡くなっているのでダミーを用意し、リーはジェニーの影に隠れた瞬間にラウの額に銃弾を撃ち込みます。
ホーを救出し、容疑者死亡で事件は終幕します。

 

李Sir目当てで観ました(*´∀`*)
この作品は日本版が存在するからありがたい☆

 

ストーリーに真新しいものはなく、いかにも80年代の男くさい警察モノです。
でも私は好きなんですよねこういう作品(^ω^)

 

午馬さんとビリー・ラウが出演されていたのはビリー・チャン監督だからかな(*‘∀‘)

 

子役の張繼聰(ルイス・チョン)は現在も歌手や俳優として活躍されています☆
私はまだ観ていないんですけど「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」にも出演されているそうです。

 

映画館で売人を張り込むシーンで、プロジェクトA2の宣伝広告がありました(・∀・)
ラム・ウェイ繋がりですか(笑)?

 

ホーの誕生日にテレビゲームをするシーンがあるのですが、ゲームがファミコンの「うる星やつら」だった!懐かしい!!

 

仕事一直線の李Sirがめっちゃカッコイイんだけど、可愛いところもあってキュン♪
息子から貰ったケーキにかぶりついたり、チョコレートが好きだったり、あとバラの花をジェニーに送ろうとするんですけど、手違いで菊の花を送っちゃったり(^^;)

 

最後のシーンで息子のホーが事件に巻き込まれてしまいましたが、こんな事件があったらますますジェニーはリーに転職して欲しいと思うでしょうね。
でもリーは市民を守るために一生懸命働いているんですよね。
悩ましいです…。

 

凶悪犯のラウは超悪い奴ですが、妻のことは愛していて大事にしているんですよね。
う~ん、本当に家族のことを想うんだったら改心してほしいですよね(-_-;)

 

最後のシーンで、夜中にジェニーがホーを連れてリーのいる病院を訪れるのですが、リーに会わせたい気持ちは分かりますが、まだ幼いホーを夜中に連れ出すのはちょっと引っかかりますね。

 

話は変わりまして、今回は「香港電影分級制度」について取り上げてみようかと思います。
簡単にいうと、映画のレイティングシステムのことです。
日本に限らず様々な国で映画の内容によって対象年齢を分けていますが、香港にも同じような制度があって「香港電影分級制度」は1988年に制定されました。
ランクは以下の通りです。

 

●第I級 年齢制限なし
過激描写一切なし。基本的に安心して観られる作品です。
家族ドラマやハートフルな作品が多いです。
「流星 THE KID」「星願 あなたにもういちど 」「女人、四十。」など。

●第IIA級 12歲以上推奨
過激描写はありませんが、軽めの性的表現などがあったりします。
恋愛映画やラブコメなどが多いです。
「ラヴソング」「Needing You」「最強囍事(※日本版なし)」など。

●第IIB級 15歲以上推奨
ある程度の暴力、虐待、薬物、性描写がある作品です。
アクション作品や警察モノが多いです。
少林サッカー」「恋する惑星」「インファナル・アフェア」など。

●第III級 18歲以上推奨
著しく過激な暴力、虐待、薬物、性描写があり、青少年の観賞を推奨していない作品。
マフィア映画はこれにあたる場合が多いです。
「エレクション 黒社会」「血戦 FATAL MOVE」「ドッグ・バイト・ドッグ」など。

 

残酷描写や過激な性描写が苦手な方は、観賞前にこのマークを参考にするといいかもしれません。
ただ香港の制度なので日本版のDVDやBDには記載がないんですけどね(^^;) 意味ないじゃん(笑)
あと日本と認定基準が異なるので、日本ではそんなに過激な描写じゃなくても香港では過激認定だったり、その逆もあります。